2026年7月26日日曜日

陸自部隊の情報収集 「愛国心や性的嗜好は記録する必要ない」「身分隠して収集なら違憲の疑い」 木村草太・東京都立大教授に聞く(熊本日日) / 【独自】情報収集に「愛国心を利用」 陸自情報部隊の元隊員が証言 法的根拠なく葛藤も 「違法、もしくはグレーとの認識」 (熊本日日新聞) / 【文書入手】陸自・現地情報隊が市民の「愛国心」など思想調査/小泉防衛大臣に問う、どこが「不適切ではない」のか(Tansa) / 【独自第3弾】陸自部隊、身分隠し情報収集か 開示程度4段階で運用 国内有識者ら対象 愛国心など調査(熊本日日) / 小泉防衛相「不適切活動ない」 陸自部隊の思想信条調査報道受け(毎日) ← 「問題ない」「そんな事実はない」と力強く言い切ればなんとかなると思っている? / 小泉進次郎・防衛相会見への疑問(望月衣塑子) / 【独自第2弾】「性的嗜好」や「異性関係」の項目も 陸自部隊による情報収集 日本人大学教授ら対象(熊本日日新聞);「収集された個人情報には性的嗜好も含まれていた。元隊員は「性的嗜好に限らず酒やたばこ、女好きなどを利用して接触する機会をつくることができる。女性隊員もいるため、それを利用して接触することもある。情報を得る手段の線引きはない。実際にお金に困っている人には交通費などの名目でお金を渡すこともある。予算は情報活動費として公にはされていない」と証言した」 / 【独自】陸自情報部隊が「愛国心」など調査か 国内有識者ら対象に個人情報収集 数千人分、シビリアンコントロール逸脱も(熊本日日新聞);「陸上自衛隊中央情報隊(東京・埼玉、朝霞駐屯地)の対外情報部門「現地情報隊」が、日本人の大学教授やNPO法人代表ら市民を対象に、「愛国心」や「対自衛隊感情」といった思想信条の情報を組織的に調査・収集しているとみられることが22日、元隊員らへの取材や関係資料で分かった。本来は海外でのインテリジェンス(情報活動)を任務とする部隊が、明確な法的根拠なく国内での人的情報収集活動(ヒューミント)を担い、集められた情報は数千人分に上る可能性がある。活動内容は、防衛相をはじめとする政治家や官僚らにも知らされていないとされ、シビリアンコントロール(文民統制)を逸脱している恐れがある。」  「調査対象とした大学教授らの氏名や経歴に加え、「対日本感情」「対自衛隊感情」「思想・信条」などが「個人BSD(ベーシックソースデータ)」という報告書に詳細にまとめられ、朝霞駐屯地内で少なくとも数千人分が保管・共有されているとみられる」   


【小泉進次郎・防衛相会見への疑問】


情報保全隊による市民やジャーナリストらの情報収集については、2016年に裁判所がプライバシー侵害を認め、違法と判断している。

今回の会見で小泉防衛相は、「現時点で不適切な活動は確認されていない」と繰り返した。しかし、この答弁では国民の疑問には何一つ答えていない。


問題は、

・誰の指示で行われたのか。

・どの範囲まで情報収集が行われていたのか。

・大臣や防衛省幹部は本当に把握していなかったのか。

・現在も同様の運用が続いていないと言い切れるのか。


「現時点で確認されていない」と「適法だった」は全く別の話だ。

しかも、報道では、大臣や当時の防衛省幹部には報告が上がっていなかったとされている。一方で、防衛相は「自衛隊法に基づき法律違反はないとの認識」と説明した。


違法性がないと断言するのであれば、その根拠や調査内容を具体的に示すべきだ。

自衛隊が国民の思想や交友関係、取材活動など私的な情報を収集・管理していたのであれば、それは民主主義社会における重大な問題であり、憲法が保障する思想・良心の自由やプライバシー権にも関わる。

過去に司法が違法性を認めた経緯を踏まえれば、「確認されていない」の一言で済ませることは許されない。防衛省は徹底した事実関係の調査と情報公開を行い、国会でも説明責任を果たすべきだ。


 

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