2012年7月17日火曜日

野田首相「(オスプレイ)配備は米政府の方針・・・日本からどうこう言う話ではない」。配備受入れを明言。

政権末期というのは、こんなもんかも知れない。
つまり、国民の望みや自分のミッションが見えなくなっている。

あのアメリカ大好き前原氏でさえ、見直しが必要と言うのに(コチラ)
野田氏は、アメリカの意向にひれ伏すという。

ホントにこの人、もうアカン。

今度は、国民新党の下地が野田を批判するが、
この的が、またズレてる。
(国民のことを考えていない、「見えてしまう」ことを気にしている)
末期だ。
*
*
朝日新聞
首相「日本からどうこう言う話でない」 オスプレイ配備
 野田佳彦首相は16日、米軍が沖縄に配備予定の新型輸送機オスプレイについて「配備は米政府の方針であり、同盟関係にあるとはいえ(日本から)どうしろこうしろと言う話では基本的にはない」と述べ、日本側から見直しや延期は要請できないとの認識を示した。フジテレビのニュース番組に出演して語った。
首相は「わが国も例えば国土交通省や第三者の知見で安全性を再確認する。そのプロセスを飛ばして飛行運用することはない」と、政府として独自に安全性を検証する考えも示した。
(略)

MSN産経ニュース
野田首相、オスプレイ沖縄配備受け入れを明言
2012.7.16 22:58 [安全保障]
 野田佳彦首相は16日のフジテレビの報道番組で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備計画について「配備自体は米国政府の方針だ。どうしろ、こうしろという話ではない」と述べ、日本政府として拒否できないとの認識を示した。
首相は「事故を起こしたので心配している人がたくさんいる。安全性の再確認ができなければ飛行運用することはない」とも述べ、米側の事故調査報告書が出るのを待ち、安全性を確認する意向を表明した。

沖縄タイムス2012年7月17日 09時32分
首相白旗「情けない」 上原さん米追従嘆く
 野田佳彦首相が16日、米国のオスプレイ配備方針に「どうしろ、こうしろという話ではない」と、あっさり白旗を揚げた。5月の復帰40周年記念式典で、「あまりの沖縄蔑視」と配備に抗議した元衆院議員の上原康助さん(79)は「情けない」。民主党OBでもあり、政権の対米追従を嘆いた。板挟みの県連は、高まる配備強行の可能性に苦慮している。
政府主催の式典で登壇した上原さんは、首相を前に「オスプレイ配備は到底容認できない」と断じた。嘉手納町の自宅には「よくぞ言ってくれた」という電話が30本以上かかってきた。中には見知らぬ人もいたという。
「結局、首相は何も聞いていなかったのではないか」と憤る上原さん。「沖縄の声に耳を傾けるとか誠実に取り組むとか、言葉をもてあそぶばかり。あんまり沖縄をばかにするな」と思いの丈をぶつける。
「オスプレイ配備は、欠陥機でも大金をかけて開発したから利用しなければならない、という米国側の都合。断るのは一国の総理として当然だ」
復帰前の全軍労委員長時代には、絶対権力だった米軍と渡り合って要求を実現してきた。「身を投じて相手を説得する気骨あるリーダーが必要。今の民主党は支離滅裂で、見るのも嫌になる」と、党OBとして嘆いた。
県連は政府・党中央の基地政策のあおりを受け、県議選で敗北したばかり。新垣安弘代表は「政権与党だから批判を受けるのは仕方ない」としつつ、「首相は国民の心配に配慮して発言すべきだ」と苦り切る。
「危険極まりない普天間飛行場への配備は論外で、日米安保を揺るがす。政府は岩国への常駐も含め、県外の自治体と交渉すべきだ」と、打開策を提案した。

NHK ONLINE 沖縄県のニュース
下地幹事長、総理発言批判
国民新党の下地幹事長は、記者会見で、アメリカ軍の最新型輸送機「オスプレイ」の沖縄への配備計画をめぐって、野田総理大臣が、「日本政府が『どうしろ、こうしろ』という話では基本的にない」と述べたことについて、「一国の総理大臣が言うべき言葉ではない」と述べ、批判しました。
野田総理大臣は、16日の民放の番組で、アメリカ軍の最新型輸送機「オスプレイ」の沖縄への配備計画について、「配備自体は、アメリカ政府の方針であり、日本政府が『どうしろ、こうしろ』という話では基本的にない」と述べました。
この発言について、下地幹事長は、「イエスもノーも言える日米関係でなければいけないのに、『アメリカが決めたからどうしようもない』と言うのは、まったくよくない。オスプレイをこのまま沖縄に配備したら、日米同盟の姿が従属的に見えてしまい、『対等な日米同盟でない』と言われる可能性がある。一国の総理大臣が言うべき言葉ではない」と述べ、批判しました。
07月17日 13時13分

0 件のコメント: