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実質賃金、25カ月連続減 5月、0・1%マイナス
厚生労働省が30日発表した5月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの給与を合わせた現金給与総額(名目賃金)は、前年同月比0・6%増の26万8389円となり2カ月続けて増えた。ただ、物価の影響を加味した実質賃金は0・1%減となり2年1カ月続けて減少した。
実質賃金は4月の速報でいったんプラスとなったが、その後の確報で下方修正されたためマイナスが続いていた。消費税増税から1年が過ぎ物価の上昇圧力は弱まったが、依然として物価の伸びに名目賃金の増加が追い付かない状況となった。
2015/06/30 10:30 【共同通信】
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