ビヨンセ"Formation"、それぞれに提示するステイトメント。 - HIPHOPうんちくん https://t.co/yXfp26mn5Q;「さあ、レイディース!フォーメーションを組むよ!」— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016, 2月 11
(略)
Y'all haters corny with that illuminati mess(またへイターたちがダサいイルミナティ論とか語っちゃってるわけ?)」
「I'm so reckless when I rock my Givenchy dress(ジバンシィのドレスを着た私の戦闘力のヤバさ、分かってんの?)」
「I dream it, I work hard I grind 'til I own it(私は理想を夢見て、働き続けてきた、一生懸命だったのよ、理想の生活を手に入れるまで)」
「Drop him off at the mall, let him buy some J's, let him shop up(彼をモールに連れて行って、いくつもエア・ジョーダンを買わせてあげるの、店ごと買い占めるのよ)」
「Always stay gracious, best revenge is your paper(いつだって広い心でいるの、最大のリベンジは稼いだおカネの額よ)
そして、今作でキーになっている一つのフレーズ、それは「slay」。もともと「殺す」という意味のフレーズですが「死ぬほどキマっててカッコいい!ヤバい!」という意味のスラングです。ここ数年、やたら使われるようになりましたが、私の印象だと、とにかく女の子のルックスに対して使われる最大級の褒め言葉って感じです。女性が女性を「ヤバい!」って形容するときに多く使われるイメージ。なぜなら女性向けのゴシップサイトやファッションサイトでよく見かける表現だから。
(略)
ビヨンセは以下のように使っている他、本曲では「slay」を連発しています。
「When he fuck me good I take his ass to Red Lobster, cause I slay(彼が私を思いっきり満足させてくれた後は、レッド・ロブスターに連れて行くの、私って相当ヤバいから)
「I might get your song played on the radio station, cause I slay(あなたの曲、ラジオ局で掛けられるようにしてあげてもよろしくてよ、なぜなら私って相当ヤバいから)」
※アメリカのラジオ界では、かつて「ペイオラ」と言って、ラジオ曲やDJに賄賂を渡して曲をエアプレイしてもらうことが問題になっていました。
そんなわけで、ビヨンセの号令で世界中の女の子が隊列を組んで戦うぞ!というのが、本曲の魅力の一つなわけです。
(略)
そして、本曲はもう一つ、アフリカン・アメリカンの人々らにとっても拠り所なる楽曲なんです。
まず、冒頭でシャウトされるのは「What happened at the NewOrleans? Bitch, I'm back by popular demand (ニューオーリンズで何が起こったのか知ってんのか?ビッチ、ご好評に応えて帰ってきてやったぜ)」というフレーズ。・・・
(略)
なので、最初の「ニューオーリンズで何が起こったのか知ってんのか?」というメッシーのフレーズは、そのまま、カトリーナが襲ったこの町(アフリカン・アメリカン・コミュニティ)は、その後お前ら(白人主導の政権)が放ったらかしにしてるんだろ!」というメッセージとしても受け取れます。
…と言う、強烈なステイトメントでスタートするのが、この”Formation”なんです。その後に続くビヨンセのラインにも、アメリカ南部出身のアフリカン・アメリカンである自身のルーツを強調する箇所がチラホラ。
「My daddy Alabama, Momma Louisiana You mix that negro with that Creole make a Texas bamma(パパはアラバマ、ママはルイジアナ出身、そんなニグロをミックスして、クレオールを足したのがテキサス娘の私なの)」
(以下略)
BEYONCE'S FULL PERFORMANCE RT TO SAVE A LIFE https://t.co/7n8Q2vUD52— Mashup Music™ (@MashupMusics) 2016, 2月 8
The message behind Beyoncé's Super Bowl outfit https://t.co/uaUFusTyHP pic.twitter.com/URzkgVbjn4— The Independent (@Independent) 2016, 2月 8
Super Bowl 50: Beyoncé pays tribute to Black Panthers during halftime performance
The artist performed her new track 'Formation' as part of the game's halftime show.
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little did you know, Beyoncé's back up dancers dressed as the black panthers #BlackHistoryMonth pic.twitter.com/hcbs0EO5ME— . (@pettyyonceh) 2016, 2月 8
Beyoncé casually announces worldwide stadium tour after Super Bowl performance https://t.co/y9PI0VwaSe pic.twitter.com/MMwrazw3BF— Indy Music (@IndyMusic) 2016, 2月 8
【New!】ハーフタイムショーでビヨンセ、コールドプレイ、ブルーノ・マーズが夢の共演 スーパーボウル(画像集) https://t.co/PbKVilik3d pic.twitter.com/p4xCZJhh59— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2016, 2月 8
ビヨンセ、スーパーボウルで黒人運動テーマの新曲披露 https://t.co/NTdc7UepSe— AFPBB News (@afpbbcom) 2016, 2月 9
Beyoncé's dancers are dressed like the black panthers this is what this months all about #BlackHistoryMonth pic.twitter.com/5Bm03j4hEL— morgan (@Yeahmorgs) 2016, 2月 8
"CAUSE I SLAY!" pic.twitter.com/f167isw8TM— THE BEYHIVÉ (@TheBeyHiveTeam) 2016, 2月 8
Beyonce, Bruno Mars heat up Super Bowl halftime show https://t.co/UrjR9H5rAp pic.twitter.com/K1Tbr8igsR— SBS News (@SBSNews) 2016, 2月 8
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2016, 2月 8
Beyoncé honours Michael Jackson during her Super Bowl performance https://t.co/AjTj15sN4P pic.twitter.com/0wc6IsBTVb— Indy Music (@IndyMusic) 2016, 2月 8
Rudy Giuliani is not happy about Beyonce's Super Bowl performance https://t.co/lTmyRTB3xg pic.twitter.com/bbgfRtaZev— The Independent (@Independent) 2016, 2月 8
スーパーボウル : 一方、レディ・ガガは国家斉唱
ビヨンセ、スーパー・ボウルでの政治的パフォーマンスを受けて抗議行動が実施されることに (NME) / ビヨンセのスーパーボウル・パフォーマンス。ブラックパンサーはヘイトグループと怒った人物がコンサート・ボイコットを呼び掛け / ビヨンセ、新曲"Formation"とハーフタイム・ショーへの客演について語る / 「ニューオーリンズで何が起こったのか知ってんのか?」・・・は、・・・カトリーナが襲ったこの町(アフリカン・アメリカン・コミュニティ)は、その後お前ら(白人主導の政権)が放ったらかしにしてるんだろ!」というメッセージ・・・ /
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