マット・デイモン氏、オバマ氏批判に転身 胸の内聞く
【ロサンゼルス=藤えりか】米人気俳優マット・デイモン氏(42)がオバマ大統領批判の発言に踏み込み、話題となっている。ハリウッドにおけるオバマ氏支持の中心的存在であり、大統領選での票集めにも貢献したスター俳優の「転身」。オバマ政権に裏切られた思いがあるというが、その胸の内を聞いた。
「無人機攻撃で、米国人が殺される問題も起きている。憂慮すべきは、かつて憲法を教えていたオバマ氏の政権からこうした事態が出ていることだ」
米ロサンゼルスで朝日新聞の単独インタビューに応じたデイモン氏は、オバマ氏への不満を訴えた。
オバマ政権は2011年9月、イエメンを拠点とする「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」指導者のアンワル・アウラキ容疑者と息子ら3人を、イエメンでの無人機攻撃で殺害した。3人は米国籍を持っていたが、米国の裁判も受けられずに「処刑」されたのは違憲だとして、市民団体などが批判している。
エドワード・スノーデン氏が内部告発した、米国家安全保障局(NSA)によるネット上の個人情報収集についても、「前政権のような政策をオバマ氏が継承していることに人々は驚き、世界的に(米国の)評判が落ちただろう。ただ、米民主党員からの反応はぬるいものだった」。
本日の朝日新聞、「マット・デイモン氏、オバマ氏批判に転身」というインタビュー。彼は、無人攻撃機での殺人、格差拡大批判、NSA(国家安全保障局)による個人情報収集、各兵器削減の後退などでオバマ氏を強く批判。これまでの支持を取り消した。日本にはなぜこんな俳優がいないのかなあ…。
— 鈴木 耕 (@kou_1970) August 21, 2013
0 件のコメント:
コメントを投稿