ダイヤモンドオンライン
山田厚史 [ジャーナリスト 元朝日新聞編集委員]
秘密主義のTPP交渉が民主主義を空洞化
メディアは踊らされ、国民は知らされず
暮らしや社会の仕組みにこれほど影響する国際交渉はめったにない。ところが我が国の代表がどんな主張をし、いかなる交渉をしているか、その姿を国民に知らせない。
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉は、内容だけでなく、政策の決定過程に暗闇を抱えている。
情報を公開すれば交渉そのものが成り立たない、というTPPの本質と深く関わるが、メディアの反応は鈍い。
各国が合意し協定内容が明るみに出れば、あちこちから怒りの声が上がるだろう。
支持率が支えの安倍政権に異変が起きかねない。
「生贄」は密室で選ばれる
(略)
国会議員も情報が得られない
(略)
「農産5品目すべて例外」は無理
(略)
最終的に決断するのは安倍・甘利・石破の3氏
(略)
なぜ官僚の口が重いか
(略)
政府の「選別的リーク戦術」
(略)
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