2013年8月30日金曜日

福島第一原発 東電社員ら12人の汚染は「がれきが原因」 当初はミスト疑う

朝日新聞         2013年8月30日4時3分
東電社員らの汚染は「がれきが原因」 当初はミスト疑う

 東京電力福島第一原発で今月中旬、社員らの頭部などに放射性物質による汚染が複数見つかった問題で、東電は29日、3号機建屋上部のがれき撤去によって飛散した放射性物質が原因の可能性が高いと発表した。

 汚染は12日に社員10人、19日に協力会社の作業員2人の頭や顔などでそれぞれ確認。最大で社内基準の約5倍にあたる1平方センチあたり19ベクレルの汚染が確認されていた。東電によると、12人は免震重要棟前でバス待ちをしており、その際、風が3号機側から吹いていた。両日とも3号機ではがれき撤去を実施していた。

 12日時点では免震重要棟前に設置された涼を取るためのミスト発生装置が疑われたが、19日には装置は作動していなかった。

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