2026年4月11日土曜日

「トランプにノーと言えない国――東京はアメリカへの依存から脱却するためのプランBを必要としているが、そのようなプランは存在しない」(ファイナンシャル・タイムズ)


〈全文〉

 ファイナンシャル・タイムズのすごい記事。

「トランプにノーと言えない国――東京はアメリカへの依存から脱却するためのプランBを必要としているが、そのようなプランは存在しない」

アメリカがトランプ下で「世界の警察」であることを辞め、同盟国に自分でなんとかしろという立場をとったことにより日本は厳しい立場に立たされている。関税、貿易でトランプの言いなりになり、防衛費を急増させるしかない。核武装、アジアの防衛協力ネットワーク構築、あるいは中国によるアジア覇権の受け入れがプランBだが、日本にはいずれもムリ、という分析。

日米貿易の現状は「マフィア式の恐喝」に日本が屈し、「虐待に近い悪い関係」とされている。またアメリカが中国と手を結ぶG2結成の可能性についても、河野太郎を引用して打つ手がないことを強調。

日本はアメリカを必要とするが立場は弱く、官僚は多くの分野で従来の日米実務レベルの連携が極めて希薄になっており、アメリカが日本をもはや重視していないのでは、という懸念が強まっているとされる。高市の台湾存立危機発言の際もアメリカが沈黙していたことも例として挙げられている。

多方面から日本の弱い立場とアメリカ従属が不可避な状況を分析した素晴らしい記事。読める人は必読。



0 件のコメント: