猪瀬知事:会見 「リーダーシップ示す」 早くも独自色 /東京
毎日新聞 2012年12月19日 地方版
より
<一部転載>
−−選挙期間中に選管への届け出をしていない名刺型のビラを配布していた。公選法に抵触するとの認識はあったのか?
◆そういう事実については知らない。
−−知事が直接配っているのを見た。
◆ビラをあえて配ったつもりはない。知っている人がいたら渡したりしていたけれど。どの人が知っている人か分からない時もある。
(略)
−−教育改革をどう進めていくか。
◆(都立の)中高一貫校が増えたが、さらに小中高一貫校も考えていく必要がある。それから、都立高生が自衛隊や東京消防庁に1カ月くらい体験するといいのだが、(受け入れる)設備がない。今年度から全都立高で学校の宿泊訓練をはじめたが、脳幹を刺激するような生命力、あるいは共感する力や人を助けたいという力を体験的に育てていきたい。
−−少子化対策は?
◆単に保育所を充実させたら少子化ではなくなるかというと、必ずしもそうではない。非常に難しい問題。もちろん認証保育所をさらに増やすということを含めて、さまざまな政策を組み合わせていく。若者の出会いについても、今はインターネットだけでつながっている状態なので、現実的に出会えるよう、男女でのシェアハウスというようなコミュニケーションを取れる場も作っていきたい。
<転載おわり>
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この「脳幹を刺激するような生命力」というのは、戸塚ヨットスクールの看板らしい。
3時間 小田嶋 隆 @tako_ashi
戸塚ヨットスクールを支援する会の会長は石原慎太郎氏です。猪瀬真都知事は「脳幹を刺激する生命力」という言い方をしています。これは戸塚理論の特徴的表現です。 RT @tflowerhill: @tako_ashi 両者が同じ意味で使っているかどうかはわからないと思いますが。
3時間 小田嶋 隆 @tako_ashi
猪瀬さん、「脳幹」というのはあの戸塚校長が唱えてるトンデモ説で「人間はぶっ叩くと覚醒する」ぐらいな無茶なお話だよ。昔ブログに書いた論考です。ぜひ読んでください。 http://bit.ly/L7Ott7 http://bit.ly/L7OvkE
自衛隊体験入隊とか
男女でのシェアハウスとか
何だか陳腐で、底が浅い。
「朝日」によると、434万票をギネス登録しようかとも言ってるらしい。
石原が起こした尖閣の騒ぎの際に、
上陸したら「蹴り」をいれろとツイッターして、
宋文洲さんにやんわりたしなめられたが、
選挙中にはこれを削除したらしい。
「猪瀬氏はちまちましたことは上手だが、大きなビジョンは聞いたことがない。」
とは大宅映子の評(「朝日」12月20日夕刊)
会見マナーの高飛車さは石原のデッドコピー
MXテレビで猪瀬知事定例会見を見てるなう。噂には聞いていたけど、新都知事の会見マナーの高飛車さは石原さんのデッドコピーですね。
— 小田嶋 隆さん (@tako_ashi) 12月 21, 2012
橋下なみの珍問答だな。記者「選挙期間中に選管への届け出をしていない名刺型のビラを配布していた。公選法に抵触するとの認識はあったのか?」猪瀬直樹「ビラをあえて配ったつもりはない。知っている人がいたら渡したりしていたけれど。どの人が知っている人か分からない時もある。」公選法違反だろ!
— FUJII Hiroyukiさん (@fjhiro3) 12月 21, 2012
猪瀬さんは、学生運動やっていたんだろう。当時の学生運動はいろいろ問題があるが、若い奴は自衛隊で鍛え直せみたいな感覚だけはもっとも無縁なものだった。思想的転向というよりは、感性そのものがひっくり返っちゃったひとですね。
— 平川克美さん (@hirakawamaru) 12月 21, 2012
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