「立憲デモクラシーの会」シンポジウム@東京大学。開会15分前に到着したらすでに満席で、大勢の立ち見!そりゃそうだ。みんなじっとしていられないもんね。 pic.twitter.com/gxYOf8iV8Z— 朝岡晶子 (@asaoka_akiko) 2015, 6月 6
席はぎっしり埋まり、立見客がずらりの盛況ぶりの憲法講演会@東大 pic.twitter.com/IZyqsLjCKm— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
今日の立憲デモクラシーの会シンポジウム「立憲主義の危機」は、約1400人が参加。会場の大教室から人が溢れ、別会場でネット中継を行ったが、そこも一杯。さらに別教室で音声のみを中継。写真は基調講演の佐藤幸治京大名誉教授 pic.twitter.com/2ekfmHYEEB— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
シンポジウム「立憲主義の危機」(無料、事前予約不要)、25番教室が満員につき、幾つかの教室でライブ中継中です。 http://t.co/y6GOSCH7VS pic.twitter.com/wy8O32cHCn— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2015, 6月 6
その発言が注目されていた憲法学者、佐藤幸治氏がシンポに登場。予想を大きく上回る聴衆が集まりました。 /安保法制:憲法学者が不信感 シンポに1400人 - 毎日新聞 http://t.co/KCMP0f9025 佐藤氏の詳しい発言はhttp://t.co/NpgPya2MgO— 毎日新聞デジタル報道センター (@mainichi_dmnd) 2015, 6月 6
立憲デモクラシーの会のシンポジウム 立憲主義を歴史化する必要。 歴史に学ぼう。 pic.twitter.com/NUPCy0KSpj— Mizuhosh :フォロー返し欠礼中 (@yochan87) 2015, 6月 6
佐藤氏の講演は、歴史の中で立憲主義を見ていくもので、非常に興味深かった。印象に残った話の一つが、ポツダム宣言について。しっかり見るべき言葉は、「日本国政府ハ日本国国民ノ間ニ於ケル民主主義的傾向ノ復活強化ニ対スル一切ノ障礙ヲ除去スヘシ」という一文の中の「復活」と「強化」だと。— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
ポツダム宣言の起草に関わった米外交観のグルーは、ロンドン軍縮会議の時には米国の全権で、日本の首席全権だった若槻礼次郎と出会い、命を賭して話をまとめようと努める姿勢に感銘を受けた、とのこと。元日本大使でもあり、知日派だったグルーは、日本の大正デモクラシーや若槻、浜口、幣原などの…— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
続き)立派な政治家がいることを知っていた。だから、ポツダム宣言が述べたのは、日本に以前あった民主主義を「復活」させ、それを「強化」していくこと(外からの押し付けではない)。このポツダム宣言受諾で、日本は民主主義と立憲主義の「復活」「強化」を自らに課し、国際社会にも約束した、と。— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
佐藤氏の講演を受けて樋口陽一東大名誉教授は、「世界史からの要請がポツダム宣言には込められている。かつての議会人にも、尊敬に値する行動はあった。これは『復活』させるべき遺産。明治憲法下ではできなかった一人一人の尊厳が『強化』すべきポイント」と。この土台を簡単に動かしてはならない、と— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
さらに樋口氏は、「歴史に学ぶ」とは、「負の歴史」に正面から向き合うと同時に、先人たちの「正」の営みから希望を引き出すことが大事、と。そして「現在は負の歴史を無視するだけでなく、先人の努力をも無視し、希望を潰そうとしている」と批判。そして…— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
続き)満州事変を批判し、弾圧された横田喜三郎が寄稿した学生会の雑誌に、2人の学生が「横田先生がんばれ!」と書き込みをしていたことに触れ、「おそらく彼らは出征し、母校に戻ってくることはなかったのではないか」と述べ、そうした若い人たちが遺した希望を引き継ぐことの大切さを語った。— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
樋口氏によると、その横田喜三郎は、学生会の雑誌に「平和を欲すれば戦争を準備せよ」という言葉を軍の建物に掲げている国もあるが、「平和を欲するならば、平和を準備しなければならない」と書いた。樋口氏は、審議中の法案について「今、平和を欲すれば戦争を準備しようとしている」と述べた— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 6
佐藤先生の話で最も印象深かったのは、日本国憲法ももはや歴史となったという指摘でした。戦後70年、日本国民がこの憲法のもとで行き、人類の達成ともいうべき立憲主義、基本的人権を守り、定着させたということ。これを根底から覆すことは、人間の知性に対する挑戦だということ。— 山口二郎 (@260yamaguchi) 2015, 6月 6
佐藤幸治先生は、橋本政権以来行政・司法制度改革のブレーンとして活動された。いわば、統治エリートの知恵袋だった。その先生が憲法体制の危機を強い言葉で語っている現状は、統治エリートの劣化の反映である。自民党と官界の心ある人々に訴えたい。そろそろ自分の言葉で現状を語りませんかと。— 山口二郎 (@260yamaguchi) 2015, 6月 6
togetter
20150607「立憲主義の危機」講演会 東大法学部25番教室 立憲デモクラシーの会主催
人類の英知 立憲主義 悲劇の背景 忘れるな (佐藤幸治) : <われわれは、立憲主義を侮蔑し、「力」への信仰に走った国々によってあの第二次世界大戦という未曽有の悲劇が引き起こされたことを決して忘れてはならない>
憲法を広い視野で 人類の智恵から見る危機感 (石川健治 『朝日新聞』ニュースの本棚) : 北岡伸一『清沢洌―外交評論の運命』、佐藤幸治『立憲主義について 成立過程と現代』、将基面貴巳『言論抑圧 - 矢内原事件の構図』
今日の東京新聞特報面が見開きで、先日行われた憲法学者によるシンポジウム「立憲主義の危機」の内容を詳報している。 pic.twitter.com/YVOfyzeWlq
— Shoko Egawa (@amneris84) 2015, 6月 10
0 件のコメント:
コメントを投稿