2016年2月8日月曜日

村上隆「五百羅漢図」の「白虎」 : 半吒迦 蘇頻陀 跋陀羅 獏 白虎 炎の躍動感 逆遠近法 意図的な繋ぎ目のずらし (『村上隆の五百羅漢図展』及び『日曜美術館』より)

白虎(びゃっこ);
村上隆「五百羅漢図」の中でももっともメディア露出度の高い作品。
白虎は西方をつかさどる神獣。
ここには約220人の羅漢が描かれている。
殆どが正面向きの立像。




▼悪夢を食べる神獣である獏(ばく)。
体はクマ、鼻はゾウ、眼はサイ、脚はトラ、尻尾はウシに似ているとされる。

▼左端:第十尊者・半吒迦(はんたか)
右端:第四尊者・蘇頻陀(すぴんだ)

▼中央:第六尊者・跋陀羅(ばだら)

▼白虎

▼炎は『伴大納言絵詞絵巻』の応天門炎上シーンなどをブラッシュアップした

▼スーパーフラット:逆遠近法


▼意図的に繋ぎ目をずらことで、観る人へのインパクトを強くする。



東京 森美術館 村上隆の五百羅漢図展に行ってきた 面白い デカイ 飽きない 惹きつける 写真・SNS自由というのも嬉しい 2016-02-02



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