今日は、上野、東京都美術館で開催中のボッティチェリ展に行った。
この展覧会、ボッティチェリと言えば大概の人が知ってる「ヴィーナスの誕生」と「春」という代表作を欠いた展覧会である。
が、最前面に出ている「聖母子(書物の聖母)」(だけ)観ておきたい。
難しい鑑賞スタンスじゃなくて、まあ謂わば「眼福」として。
それと、かなり前になるけれど、いっとき、フィレンツェだのメディチ家だのの本を集中的に読んだことがあって、その頃の美術のナマの感じを見ておきたいとも、思った。
ウィークデイなのに結構な混み様。
会場は暗くて、老眼・近眼は辛い。
じっくり観た三作品 ↓
聖母子(書物の聖母)
子の将来に起こるであろう不幸を憂う母と無邪気な子
その母子をじっくり見せてもらった
展覧会のポスターにも使用されている《聖母子(書物の聖母)》。ボッティチェリ円熟期の技量が光る、傑作として名高い一枚です。緻密に描かれた細部や美しい線描は必見!是非、会場でご覧ください。 #ボッティチェリ展 閉幕まで残り1か月。 pic.twitter.com/XsuGD1GR0J— 東京都美術館 (@tobikan_jp) 2016年3月4日
《美しきシモネッタの肖像》/唯一の日本国内(丸紅株式会社蔵)
目の覚めるような青はラピスラズリ ボッティチェリの才能と絵画の魅力 | THE PAGE 東京 https://t.co/IRnD1ovoYf @thepage_jpさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年3月4日
1 件のコメント:
こんにちは。
私も『ボッティチェリ展』を見てきましたので、ブログを拝見ナシその絵画の美しさが再び目に浮かび、ボッティチェリ展』展を追体験することができました。ボッティチェリの美しい作品が多くみらよかったと思いました。「書物の聖母)」「薔薇園の聖母」「美しきシモネッタの肖像」などはため息が出るほど美しく、「東方三博士の礼拝」、「書斎の聖アウグスティヌス」も始めてみましたが大変魅力ある作品で、とにかくどの作品も美しく感激しました。
今回の『ボッティチェリ展』から特に印象に残った作品を選んで少し掘り下げて感想などを書いてみました。あわせてボッティチェリの師、フィリッポ・リッピと弟子のフィリッピーノ・リッピの画風の違いについても整理してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
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