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池田市長、業者と車交換 代金提供・便宜を否定
2013.2.16 14:00
大阪府池田市の小南(こみなみ)修身(おさみ)市長(66)が平成23年に高級外車を購入した際、市が100%出資する市公共施設管理公社などから工事を受注している土木工事会社が代金の一部を肩代わりしていた疑惑が浮上し、小南市長は16日、記者会見を開き、過去に同社社長と高級車を交換していたことを認めた。代金の提供を受けたことや業者への便宜は否定し「やましいことは何もないが、脇が甘かったと思っている」と釈明した。
一方、この会社が国土交通省に提出した建設業許可申請書で、技術者などの記載を偽っていた疑いがあることも捜査関係者への取材でわかった。大阪府警捜査2課は建設業法違反容疑で社長から事情を聴くなどして実態解明を進める方針。
この会社は同府守口市の青野スポーツ施設。市関係者によると、小南市長が副市長だった平成23年、高級外車シトロエンを中古車販売会社から購入した際、同社側が代金の一部を振り込んだ疑いがある。また、市長はシトロエンから社長が所有していたクラウンハイブリッドに乗り換えており、提供を受けた可能性がある。
小南市長は会見で社長との関係などについて説明。社長とは平成18年ごろに知り合い、車の愛好家として親睦を深めた。その後、小南市長所有のゼロクラウンと社長所有のマークXを無償で交換することで合意。「双方の走行距離や年式などに遜色はなく、私のクラウンの方がやや値打ちがあった」と説明した。
23年に購入したシトロエンの代金は430万円で、「マークXを160万円で下取りしてもらい、残りの270万円は個人の株券を売却して自分で用意した。領収書もある」と資金提供を全面否定した。
その後、社長が所有していたクラウンハイブリッドに乗り換えたことについては、「シトロエンの燃費が悪いことに不満を持ち、中古車販売店で無償交換してもらった。購入後に車検証などを見て社長が前の所有者だったことがわかった」と弁明した。
その上で、「15年5月から20年5月まで公社の理事長をしていたが、社長と接触があったのは理事長の任期が終わってから。便宜を図ったことはない」と強調。社長との交流については「役所外で会ったことはゴルフに一度行っただけ。クラウンハイブリッドを入手してから一度も連絡をとっていない」と説明した。
同社は主に近畿地方で体育館やグラウンドなどスポーツ施設の整備事業を展開。府によると、23年には「五月山緑地広場改修工事」など公社発注の工事2件を計約620万円で受注している。
小南市長は昭和44年に同市に採用され、公社の事務局長や理事長などを歴任し、平成17年から副市長。前市長の府知事選出馬に伴う23年12月の市長選で初当選し、現在1期目。
大阪府池田市市長が土木会社社長と不明朗な車の取引をしていた問題で、この市長就任後、この土木会社の市の工事受注件数が増えていたという(MBS)。この話に出てくる車はトヨタクラウンとシトロエンという高級車。池田市に本社を置き巨額の税金を納めながら無視されたダイハツは怒るべきだろう。
— G.D.Greenbergさん (@G_D_Greenberg) 2013年2月17日
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高級車代、社長が一部肩代わりか 池田市長購入
大阪府池田市の小南修身市長が、市関連業務を受注する土木工事会社(大阪府守口市)の社長と高級車を交換するなどしていた問題で、小南市長が外国高級車を購入した際、代金の一部を社長が肩代わりしていた疑いがあることが23日、捜査関係者への取材で分かった。
小南市長によると、市長は2011年2月、池田市の中古車販売業者で仏シトロエン(430万円)を購入するため、それまで乗っていたトヨタマークXを中古車販売業者に160万円で下取りに出した。
捜査関係者によると、残額270万円の支払いの一部は、社長が負担した疑いがあるといい、府警は中古車販売業者からも事情を聴くとみられる。
2013/02/23 12:52 【共同通信】
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