録音された麻生発言を聴いたら、ちょっと印象が変わった。句読点や改行の仕方で印象が変わる。僕の印象だと、マスコミが騒ぐことに対する嫌悪感を示したあとこんな風に言ったと思ってる。(続く)
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 1, 2013
(続き)「静かにやろうやと言うんで、ドイツの憲法はある日気づいたら、ワイマール憲法がいつの間にか変わってて、ナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わったんだ。あの手口(マスコミや騒ぐ人たちは―住友)学んだらどうかね、もうちょっとわーわー騒がないで」と。(続く)
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 1, 2013
(続き)推測だが、要するにこれは、自民党憲法案が気にくわないからといって騒がないで、そのような憲法に改正されても、ナチスのように憲法を誰も気づかないで変えることができるんだということを言いたかったのかなと。いずれにせよナチスは反面教師という意味ではない。
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 1, 2013
(続き)ナチスの手口学べと言ったあと会場内で笑い声が起きるのは、それが皮肉だからだ。つまり騒ぐマスコミなどに対して静かに「改正」した(改正されてないが)ナチスの手口を学べと皮肉ったからだ。でももう自信がない。わかりにくい話を理路整然とした話だという前提で読解していくのは疲れる。
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 1, 2013
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(1/5)麻生副総理はナチスを礼賛したというのではないが、ナチス批判をしたというわけでもない。それは「手口に学べ」が皮肉だからだ。あの場面で笑いが起こったこと、そしてその言葉のあとに「わーわー騒がないで」と続いたこと、これがそう推測させる根拠だ。
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 2, 2013
(2/5)朝日の記事を見ると「あの手口学んだらどうかね。」と「わーわー騒がないで。」との間に改行があるが、音声録音を聴いたらこれはつながっている。つまり「手口学んだらどうかね、わーわー騒がないで」となる。騒がないで(マスコミなども)ナチスの手口を学んだら?という趣旨。
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 2, 2013
(3/5)副総理はワイマール憲法を事実上の停止に追い込んだナチスが民主主義によって議会から擡頭したこと、そして「誰にも気づかせない」で憲法を「改正」させたこと、そういう歴史認識を持っている。憲法改正したというのはもちろん間違い。全権委任法を作って憲法を壊死させたから。
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 2, 2013
(4/5)つまり副総理は、〝あのナチスでさえ騒がないで憲法を変えたんだ〟という事を言いたかったんだと思う。本当にナチスを批判するつもりなら、民主政の暴走を防ぎ、議会の立憲主義的側面を尊重し、そういう勢力が擡頭しないようにマスコミは警鐘を鳴らすべきだと言わないといけないはず。
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 2, 2013
(5/5)ドイツはその反省に立って、立憲主義を尊重して憲法の精神を非難する政治家や公職者への寛容を排除し、戦う民主主義を掲げて自由の敵には自由を与えない主義を敗戦後いちおう堅持してきたわけで、そういう事への認識が麻生副総理には無かった事は大変重要だ。
— 住友陽文 (@akisumitomo) August 2, 2013
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