なぜ舛添が知事を「降ろされた」のか。その理由の一端がこの記事の中にあるような気がする/小池都知事が「カジノ推進」を就任早々打ち上げた理由|山田厚史の「世界かわら版」|ダイヤモンド・オンライン https://t.co/Do1FDCFFET @dol_editorsさんから— フジヤマガイチ (@gaitifujiyama) 2016年8月17日
(略)
■利権を巡り蠢く政治・業界
■東京五輪の二の舞にならないか
このころから横浜が動き出す。羽田に乗り入れている京浜急行電鉄がIR事業への参入を表明。消極的な東京に代わって横浜で、と菅が動き出した、と関係者は注目している。
一方で「東京にカジノを」と動く勢力の巻き返しが小池発言の背景にある、と見られている。推進の障害だった舛添を下ろしたことでカジノ誘致に道は開けた、というわけだ。フジテレビ前の都有地が使えなくても、湾岸には広大な空き地がある。羽田空港から至近距離にあることが最大の強みだ。羽田拡張で移転した国際線ターミナルの跡地などが候補地になっている。フジテレビグループの日枝会長は安倍首相のゴルフ仲間でもある。
IR事業で合弁を組む鹿島建設はシンガポールでもマリーナベイ・サンズの建設を手掛けている。
安倍政権の成長戦略にも書き込まれたカジノだが、このまま突き進んでいいのか。
インバウンドを呼び込む観光の切り札、2兆円ビジネス、1兆円の投資が海外から、などと囃されるが、主役は国際カジノ資本である。儲けを吸い取るために処女地日本に触手を伸ばしている。そこに政治や業界が群がる。
東京五輪と同じように「当事者の、当事者による、当事者のための事業」になりはしないか。「日本再興」をカジノに頼るという考えが、どこか寂しい。
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