2010年8月4日水曜日

東京 国立公文書館 「絵で見る江戸の夏」展 「暮らしのうつりかわり -明治編-」

昨日(8月3日)、東京竹橋の江戸城北桔橋門の向いにある国立公文書館に行きました。
夏の企画展「絵で見る江戸の夏」というのがありました。
入場無料。
はっきり言ってちょっとがっかり。
「都名所図会」などが展示されているとはいえ、「腕によりをかけた」デジタルコピー版の展示でした。
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ひとつ勉強になったこと。
江戸時代、旧暦の夏は、4月が初夏、5月が仲夏、6月が晩夏とされていたとのこと。
これを、新暦に直すと、ほぼ5月、6月、7月と対応します。
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「ホトトギス」「初カツオ」が初夏のおとづれであったそうです。
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我々のように暑い季節を夏としていたのではなく、太陽の高度が高く昼間の長い季節を夏としていたそうです。
今度の土曜日の8月7日を「立秋」というのは、このため?


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そして、「暮らしのうつりかわり -明治編-」展。
これも、デジタルコピー版
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森鷗外の再婚の時の「結婚願」が展示されていた。
鷗外は初め赤松則良海軍中将の娘と結婚。赤松は幕府が派遣した欧州留学生で、同じく留学生の西周が、鷗外が少年時代からこの宅に寄宿していた恩師であるという関係から進められた縁談だったようだ。
結局、この結婚はうまく行かず2年弱で離婚。
そして、鷗外は、この元妻が離婚の10年後に病没した、その2年後に再婚。
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これが国立公文書館
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外に出るとクラクラする盛夏
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「★東京インデックス」をご参照下さい
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