2010年8月9日月曜日

東京 靖国神社でロシア・プチャーチンのディアナ号の大砲に出逢った

今日は曇天ではあるが、気温は比較的低く、昼休みに久しぶりに靖国神社へ。
一番奥にある庭園へは一度も行ったことがなかったので。
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庭園はまあ普通の庭園であった。
無料だし、木立に囲まれ、散歩するには合格点レベル。
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帰りにふと路傍を見ると、ナント、プチャーチンのディアナ号の大砲があった。
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プチャーチンは、この頃のアメリカのペリーなどと比べるとはるかに紳士的な態度で、日本に通商を求めてくる。
初め長崎に来航するが、紳士的故にか、幕府官僚に翻弄され、結局、伊豆の下田で日露和親条約交渉を行うことになる。
しかし、嘉永7年(1854)年、折悪しく安政東海地震に遭遇し、津波により乗船ディアナ号(フリゲート艦)は大破する。
更に、修復のために戸田へ回航する途中であえなく沈没する。
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プチャーチン以下乗員は帰国の術を無くしてしまう訳だが、ここで戸田の住民や船大工が協力して、ロシア人技術者の指導により新艦を建造することになる。

そうして、出来上った新艦「戸田(ヘタ)号」により、プチャーチンと乗員47人は無事故国へ帰国する事ができたという。
また一方では、ロシア人技術者により、日本に洋式造船技術がトランスファされたということにもなる。


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庭園はこんな感じ
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これ、まだやってんだ。
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「★東京インデックス」をご参照下さい
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ところで、明日、日韓併合100年を期しての総理大臣談話が出るとのこと。

かえって評判を落とすことにならないか・・・、どうか?。
一方からの批判は絶対にあるけれど、本来歓迎する側からも批判が出るかもしれない。

見識が問われているところで、四方八方丸く収めようとする「政治的」対応では、馬脚が出てしまうというところ。

いやいや、まだ見もしないでケチ付けるのはよくないですね。
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最近、首班をころころ替えるのは良くないので、カンサンを支持するという閣僚が相次いでいる。

指導力とか政策実行力とかを評価して支持するというのが、本来のあり方なんだろうけど、そういう意思表示する人いたかな?

カンサン、深いところで傷ついているよ、きっと。
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