2012年12月18日火曜日

集団的自衛権「見直し」当選者の78%


■想田和弘さんツイッター
想田和弘 ‏@KazuhiroSoda
だから本当に、謎です。安倍は、そして衆院当選者の78%の議員は、一体何のために、集団的自衛権を日本に行使させたいのか。なぜにイラクやアフガンのような、米国の泥沼の戦争に日本を巻き込みたいのか。彼らが気に掛けているのは国際世論でもなければ、米国世論ですらない。別の何かです。

13時間 想田和弘 ‏@KazuhiroSoda
安倍が首相を投げ出した頃、日本はアフガンを侵略する米軍への給油活動をやるのやらないので大問題になっていた。安倍は辞任会見で政権を投げ出す理由として、給油問題の解決を理由に挙げた。だけど一般の米国人は、日本が給油に関わっていたことすら知らない。たぶん100人に1人も知らない。

13時間 想田和弘 ‏@KazuhiroSoda
というか、米国人は日本が戦争に参加するかどうかなんて、興味が無い。まあ、政府高官の一部には参加を望む人もいるのだろうが、少なくとも米国の世論としては全く興味関心の外。だから日本国内で「国際社会から非難される」と侃々諤々議論しているのを外から眺めていると、滑稽で仕方がない。

13時間 想田和弘 ‏@KazuhiroSoda
集団的自衛権の問題で必ず言われるのは「金だけ出して軍を出さない日本は国際社会から非難される」という決まり文句である。しかし僕は20年間米国で暮らしているが、米国人から軍を出さないことを批判されたことは一度もない。マスコミで話題になることもない。たぶん誰も気に掛けていない。

13時間 想田和弘 ‏@KazuhiroSoda
安倍自民党や維新が目論んでいるのは、日本が集団的自衛権を行使できるようにすることである。集団的自衛権があれば、アフガン戦争やイラク戦争など、アメリカが始めた無益で悲惨な戦争にも参加できた。驚くべきことに、衆院選当選者の78%は見直しに賛成。http://bit.ly/Ze3VM6 

毎日JP
当選者アンケート:集団的自衛権「見直し」78%
毎日新聞 2012年12月17日 21時55分(最終更新 12月18日 01時17分)

 毎日新聞は17日、衆院選の全候補者アンケートを基に、当選した新議員の回答を再集計した。集団的自衛権の行使を認めていない政府の憲法解釈について「見直すべきだ」と答えたのは370人で78%を占め、「見直す必要はない」(82人)の17%を大きく上回った。憲法9条改正についても、72%の342人が賛成。改憲の発議に必要な「衆参両院の3分の2」のうち、衆院側の条件を満たすことになる。

 集団的自衛権の行使容認をめぐり、憲法解釈の見直し派は自民党の93%に達した。日本維新の会は回答者全員が「見直すべきだ」と答え、みんなの党も見直し派が83%を占めた。一方、自民と連立を組む予定の公明党は87%が反対。民主党は「見直す必要はない」45%で、「見直すべきだ」39%を上回った。

 09年衆院選の当選者の回答をみると、集団的自衛権の憲法解釈を「見直す必要はない」が50%を占め、「見直すべきだ」の37%を上回っていた。9条改正も反対が51%と過半数で、賛成は34%。自民党が大勝した今回、新議員の志向は前回選挙と大きく変わっている。

 自民党は衆院選の政権公約で集団的自衛権の行使を盛り込んだ。安倍晋三総裁は首相当時の07年、集団的自衛権の行使を容認するケースとして、公海上の米軍艦船の護衛など4類型を提示。新政権発足後、政府の検討が本格化するとみられる。

 一方、9条改正を政党別にみると、自民が90%でトップで、維新84%、みんな78%と続いた。民主党は63%、公明党は90%がそれぞれ反対した。憲法改正は、91%にあたる429人が賛成。反対は32人、7%にとどまった。共産、社民両党は三つの設問全てに全回答者が反対した。

 毎日新聞は11月16日の衆院解散後から候補予定者にアンケートを実施した。定数480人のうち、衆院選で当選した473人が回答し、回答率は98.5%。内訳は▽自民291人▽民主56人▽維新51人▽公明31人▽みんな18人▽未来9人▽共産8人▽社民2人▽国民新党、新党大地各1人▽無所属5人。【松尾良】


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