朝日新聞
ベトナムの原発、着工2020年に延期 首相が言及
2014年1月17日16時16分
ベトナムの原子力発電所建設計画で、第1原発の着工時期が当初予定の今年から2020年にずれ込む見通しとなった。ベトナム紙トイチェが16日、グエン・タン・ズン首相のエネルギー関連の会合での発言として報じた。第1原発2基はロシア、その後に建設予定の第2原発2基は日本がそれぞれ受注する予定となっており、日本受注分も大幅に遅れる可能性が出てきた。
ズン首相は15日、国営石油会社ペトロベトナムとの会合に出席。南部ニントアン省に建設予定の原発着工が20年まで延期される見通しだとし、代替エネルギーとして火力発電用燃料を十分確保するよう指示した。
ベトナムは東南アジア初の原発建設を決めているが、福島第一原発の事故後、安全面の見直しなどを迫られ、人材育成や法整備、財政措置などを含め、計画の遅れが指摘されていた。首相が着工延期について具体的に言及したのは初めて。(ハノイ=佐々木学)
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