2015年3月17日火曜日

黒田総裁 消費者物価「マイナスの可能性も」 (NHK) ← 最近、黒田バズーカ湿りっぱなし? 賃金は昨年ほどUPしないとのロイター情報もあるし・・・。 国債リスクも勘定すると、全く良い事なし! 

NHK
黒田総裁 消費者物価「マイナスの可能性も」
3月17日 16時00分

日銀の黒田総裁は金融政策決定会合のあとの記者会見で、物価の見通しについて、原油価格の下落によって今後、前の年と比べた消費者物価が下落に転じる可能性があるという見方を示しました。

この中で黒田総裁は、原油価格の下落の影響で、このところ物価の上昇率が縮小していることについて、「消費者物価の上昇率は当面0%程度で推移する可能性が高いが、エネルギー価格しだいでは若干マイナスになる可能性は排除できない」と述べ、今後、前の年と比べた消費者物価が下落に転じる可能性があるという見方を示しました。

そのうえで黒田総裁は、「仮に物価の前年比がマイナスになったとしても、重要なのは物価の基調がどうなっているかだ。今のところ物価の基調が変化するような状況にはないが、今後も十分注視していきたい」と述べ、物価の基調に変化があった場合には、金融政策をちゅうちょなく調整する考えを改めて強調しました。

一方、ことしの春闘で去年を上回る賃上げが相次いでいることについて、黒田総裁は具体的な水準についてのコメントは控えたいとしながらも、「企業収益が過去最高の水準となり、雇用情勢が改善していることを踏まえると、ベースアップやボーナス増加などで賃金上昇が実現する環境は整っている」と述べました。


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