【転機の日本経済】日本株の不安な未来──世界同時株安のなかでも日本株がとりわけ危ない理由 "株価が下がっている。この理由は2つある…"|小幡績|ニューズウィーク日本版 http://t.co/cmDoBkBRxj
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2015, 8月 21
(略)
さらに、日本株だけが下落する理由がある。日本株だけが、今年は大きく上がっているからだ。それは、日本株だけ、日銀が買う、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が買う、だから投資家も買う、という別の論理で買いが増加し、それが世界的に広がってきたからだ。大きく上がった分、世界の流れが変われば、大きく下がる。しかし、それを買い支えているから、すぐに一旦戻す。この機会を利用して、海外投資家は上手く売り抜ける。これまで、株価が高く維持されてきた分だけ、日本株は、世界の株式よりも下落余地が大きい。今回は、日本株の投資家が特殊であることが、暴落の連鎖の短期的な防波堤になり、だからこそ、中期的に大きな下落をもたらすことになるだろう。
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