2026年6月28日日曜日

今の政治を見ていると、民主主義の壊し方がよくわかる。とにかく、国家を根本的に変えてしまうような法案や政治決定を立て続けに出し続けること。本来、一つずつでも十分な議論が必要な問題だけに、メディアも世論もとても追いつけない。当然、緊急に取り組むべき経済対策や長期な社会福祉の問題などは全部後回しになる。抵抗するには政府を支持しない、という態度を表明するしかない。(平野啓一郎) / ナオミクラインのいう「ショックドクトリン」的な「電撃作戦」だと思いますね。人びとが抵抗の準備が出来てないうちに目眩まし的に攻め込むという「速度の政治」。こういうときには、とにかく、「抵抗」せよ!。とにかく、「反対」せよ!とにかく止めよ!ですね。(石田英敬) / Flood the zone「洪水作戦」というメディア攪乱の戦術です。第一次トランプ政権のときにスティーブ・バノンが思いついたそうです。日替わりで「とんでもない法律や政策」を発令すると、メディアは反射的に「ニューズ」を追うので、前日までの「とんでもないこと」は検証することができなくなる。(内田樹)

 

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