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①江島神社は3つの宮(辺津宮、中津宮、奥津宮)からなるそうです。これは一番下にある本社である辺津宮で、建永元年(1206)に遷宮したものだそうです。現在の社殿は昭和51年の改築のもの。
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②江の島弁財天の奉安殿。
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③ヨットハーバー。私にしてはうまく撮れた。
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④奥津宮にある「八方睨みの亀」。もとは江戸時代の酒井抱一という画家が描いたそうですが、これは片岡華陽という人の復元図。
(八方睨み過ぎて身動きとれず、のようにも見える)
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⑤稚児ヶ淵から岩屋方向を見たもの。岩屋は入洞できます(500円)。
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先回、小林多喜二と田口タキのことを書きましたが、後で思い出したことがありました。
最近、岩波新書でノーマ・フィールドという女性の「小林多喜二」というのが出版されてます。人気便乗臭さが嫌で、私は読んでませんが、先週日曜日(3月8日)の「朝日」朝刊に短い書評と、「日経」朝刊には著者のインタビューが掲載されてました。
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インタビューの見出しには「恋人への真剣さに驚き」とあり、多喜二が田口タキへの手紙で、「決して、今後絶対に自分をつまらないものだとか教育がないものだとか、と思って卑下しない事」と書き励ましている真剣さに驚いたと、著者は言っています。
また、多喜二の作品には、それぞれの登場人物を大切にし、「様々な価値観を大事にして、誰も排除していない、・・・」とも言っています。
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以下、よく知られる手紙の一節。
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「「闇があるから光がある」
そして闇から出てきた人こそ、一番ほんとうに光の有難さが分かるんだ。世の中は幸福ばかりで満ちているものではないんだ。不幸というのが片方にあるから、幸福ってものがある。そこを忘れないでくれ。だから、僕たちが本当にいい生活をしようと思うなら、うんと苦しいことを味わってみなければならない。」(1925年3月2日 田口タキ(瀧子)宛書簡)。
そして闇から出てきた人こそ、一番ほんとうに光の有難さが分かるんだ。世の中は幸福ばかりで満ちているものではないんだ。不幸というのが片方にあるから、幸福ってものがある。そこを忘れないでくれ。だから、僕たちが本当にいい生活をしようと思うなら、うんと苦しいことを味わってみなければならない。」(1925年3月2日 田口タキ(瀧子)宛書簡)。
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