2010年7月19日月曜日

京都 嵐電(らんでん)に乗って(10) 龍安寺 石庭 鏡容池

さて、妙心寺から龍安寺に向う。
一旦、嵐電の龍安寺駅に戻り、今度は北上。

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龍安寺は、宝徳2年(1450)、細川勝元が妙心寺の義天玄承に帰依して、この地に山荘を構えていた徳大寺家から譲り受けて創建。
しかし、10数年後、応仁の乱で焼失。
その後、勝元の子細川政元が特芳禅傑を招いて再建、塔頭も21院あったという。
寛政9年(1797)、火災で殆どの堂宇が焼失し、その後、塔頭西源院の方丈がを移築され現在の方丈となる。石庭の入口の庫裏もこの時期の再建という。
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門から石庭までのアプローチ
右には鏡容池があるが、石庭見学のあと、周囲を巡るような順路に設計されている。
石庭以外は無料です
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有名な石庭
東西25m、南北10mと以外に狭い
また庭の作者、作庭の時代、意図なども正確には不詳といいます。
寛政9年の火災後の再建に際し、かつて相阿弥(足利将軍の同朋衆、絵画・連歌・作庭に秀でる)が細川勝元のために造った庭の設計図に拠ったのかも知れないともいう。
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石庭の不可解緑に昼寝の徒       山口誓子
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石庭の後は、境内塔頭の一つ大殊院の鏡容池の周りを歩く
梅雨どきの曇天が恨めしいが、この天候でもなお、緑が美しい
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龍安寺はトイレも閑静です
(木立の先の建物はトイレです)
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「★京都インデックス」をご参照下さい
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