2010年7月23日金曜日

京都 嵐電(らんでん)に乗って(11) 仁和寺(その1) きぬかけの路 仁和寺 二王門(重文) 阿吽の仁王と狛犬

嵐電北野線に乗って、龍安寺駅で下車、妙心寺~龍安寺と参拝して、仁和寺に向う。
桜の頃(ここ御室は遅咲き)か紅葉の頃なら云う事ないんですが、この時は、梅雨真っ盛りで、しかも仁和寺に入るや雨となった。
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梅雨明け宣言直前のある日の「日経新聞」夕刊に、
「「梅雨はジメジメ」 京都府民が一番敏感 青森県人は感じず」
の見出しの記事があった。
気象情報会社「ウェザーニューズ」が携帯サイト利用者9,700人に実施したアンケート結果だそうだ。
記事の詳細は省略するが、神奈川県住まいとは言え、京都府民DNAを持つ者が、選りによってこの時期に御室散歩?
「ナンデヤネン」、というところか?
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仁和寺
仁和2年(886)、光孝天皇の勅願によって、大内山山麓に伽藍建立を着工。
翌年の光孝天皇没後、仁和4年に宇多天皇(位887~97)が完成、空海の弟子真然が導師となって落慶供養を営む。
宇多天皇は藤原氏をおさえ菅原道真を重用し、親政を行うが、子の醍醐天皇へ譲位後の昌泰2年(899)、仁和寺で出家して第1世となる。
延喜4年(904)、宇多法皇が法務をおこなう僧坊(室)が設けられ、それは御室と呼ばれた。
これがこの地の地名の由来。
第2世以降、明治維新まで皇族が入寺し、仁和寺は門跡寺院の最高位にあった。
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龍安寺から仁和寺までは「きぬかけの路」を歩く。
「きぬかけの路」?
ウンチクは聞きたくなくなる程の、単なる車道(バスも通る)です。
金閣寺~龍安寺~仁和寺に続く観光用道路ですナ。
勿論、両脇には歩道がありますが。
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仁和寺の塀の脇に。
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仁和寺二王門(重要文化財)
(仁和寺では仁王門といわず二王門とよぶ)
寛永14年(1637)~正保元年(1644)建立
「左右に阿吽(あうん)の二王を安置し、建築様式は平安時代の伝統である和様(わよう)で統一されている」
との説明板があった。

阿吽:
寺院の門に安置されている仁王や狛犬などの相。
口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じているほうを吽形(うんぎょう)という。
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左右にある金剛力士像のうち、
右側が阿形
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左側が吽形
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仁王の裏側(お寺の内側)に狛犬
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お寺に入ってから振り返って見た二王門
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仁王門をくぐってすぐのところ。
広い参道と正面には中門が見える。
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仁和寺の記事は次回にも続けます。
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「★京都インデックス」をご参照下さい
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