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年金法人、株重視で26兆円赤字 リーマン時試算答弁書
政府は9日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が新たに決めた、株式を重視する資産構成割合をリーマン・ショックのあった2008年度の運用利回りに当てはめると、約26兆2千億円の赤字になるとの答弁書を閣議決定した。実際は国債中心の運用だったので赤字額は約9兆3千億円だった。
GPIFは昨年10月、資産構成割合を変え、国内株式、外国株式合わせて計50%と2倍にする一方、国内債券の比率を大幅に引き下げた。株式相場が下がると損失が大きくなるが、株価上昇時は利益が膨らむ構造に変わった。試算はGPIFが実施した。
民主党の長妻昭衆院議員の質問主意書に答えた。
2015/01/09 13:00 【共同通信】
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