ヨルダンがなぜ死刑囚の釈放に応じなかったか?パイロットが生きているかどうか確認が取れなかった、と言っているが、その他の理由として、親族などを中心とした王室への抗議デモがあると思う。国王に対する反発が珍しい国。しかし「米国、イスラエルと協力する国王」に潜在的な反発心がある。
— 西谷文和 (@saveiraq) 2015, 1月 30
だから一度火がつけば、王室の独裁体制が揺るぎかねない。リビアのように。死刑囚と後藤さんの交換だと、国民の不満は収まらない。だから死刑囚は出せない。パイロットとの交換なら不満は出ない。しかしイスラム国は絶対にパイロットの解放には応じない。⇒ それで時間切れ。
— 西谷文和 (@saveiraq) 2015, 1月 30
ヨルダン国民の60%ほどがパレスティナ難民で、ヨルダン人の方が少ない。イスラエルはパレスティナの人々を虐殺してきた。そんな米国&イスラエルに協力するのは許せない。だから国王のやり方に面従腹背。そんな国民が多い。だから一度、体制批判に火がつけば、大変なことになる。ヨルダンの事情
— 西谷文和 (@saveiraq) 2015, 1月 30
逆に言えば、イスラム国側の狙いはヨルダンの体制を揺るがすこと。そうすれば空爆が減る。もしヨルダンの王政が崩れれば、同じく親米の独裁国家サウジやクエートなどに波及するかも。だから米国は絶対に譲れない。だから死刑囚を出せない。なので、ヨルダンルートよりトルコルート。
— 西谷文和 (@saveiraq) 2015, 1月 30
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