2016年3月1日火曜日

「上から目線の国権主義が安倍政権の本質だ」維新・柿沢氏、高市発言を批判 (産経新聞) / アベ 「今、延々と演説しておられたが、自民党へのレッテル貼りやイメージ操作はやめていただきたい」と反論 ← 反論になってない


 維新の党の柿沢未途衆院議員は1日午前の衆院予算委員会で、高市早苗総務相が電波停止に言及した問題を追及。「国家権力が言論を統制するという、上から目線の国権主義が安倍政権の本質だ」と批判し、安倍晋三首相をいらつかせた。

 東大卒業後の約4年、NHK記者として働いた柿沢氏は「ジャーナリズムの自由を国家権力で侵害するかのような高市氏の言動が危険視されている。私もジャーナリストの端くれとして高市氏に異様なものを感じてきた」との見方を示した。さらに「日本を代表するジャーナリストが怒りの声を上げた」として、田原総一朗、岸井成格、鳥越俊太郎、池上彰の4氏の名前を挙げ、「ある種の恫喝だ」(鳥越氏)といった高市氏批判の声を紹介した。

 答弁に立った首相は、怒りを押し殺した口調で「今、延々と演説しておられたが、自民党へのレッテル貼りやイメージ操作はやめていただきたい」と反論し、民主党政権時代にも平岡秀夫総務副大臣(当時)が高市氏と同趣旨の発言をしていることを指摘した。

 それでも柿沢氏は質疑の最後に、安倍政権を「国権主義」と批判し「私たちは国民、庶民の側にたった民権主義の政党を(民主党と合流して)結成したい」と声を張り上げた。閣僚席に座る高市氏はぶぜんとした表情でため息をついた。

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