(07/22 17:14)
東京電力は、汚染された地下水が海に漏れ出ていることを認めました。
福島第一原発2号機の海側に掘った井戸から、今年5月、海への流出が許される規定の8倍以上の放射性物質が検出されました。その後、新たに検査用の井戸を掘るなどして周囲のデータを分析したところ、放射性物質を含んだ地下の汚染水が海に流れ出ていると判断しました。東電から22日に説明を受けた福島県漁連の野崎会長は、「ショックだった」と話しています。
NHK
東電 汚染水の海への流出認める
7月22日 19時34分
福島第一原子力発電所の海に近い観測用の井戸の地下水から高い濃度の放射性物質が検出されている問題で、東京電力は「地下水が海に流れ出しているとみられる」として海への流出を認める見解を初めて示しました。
海への影響については、原発の専用港の範囲にとどまっているとしています。
福島第一原発では、ことし5月以降、海側の観測用の井戸の地下水で高い濃度の放射性物質が検出され、東京電力で原因や海への影響を調べていました。
ことし1月から今月までの井戸の地下水の水位と、海の潮位、それに雨の量のデータを分析した結果、専用港内の海水と地下水は行き来していて、雨のあと、地下水の水位が下がった分は海に流れ出しているとみられるとして、海への流出を認める見解を初めて示しました。
この問題で国の原子力規制委員会は、今月10日、「高濃度の汚染水が地中に漏れ出したうえで海へ広がっていることが強く疑われる」と指摘しましたが、これまで東京電力はデータの蓄積がないとして、判断できないとしていました。
海への影響の広がりについては、原発の専用港の護岸に近い場所で、放射性トリチウムの濃度が高まっている一方、専用港の出口や沖合では濃度は低く、範囲は限定されていると説明しています。
会見で東京電力の尾野昌之本部長代理は「多くの方々、特に福島の方に心配をかけていることをおわび申し上げます」と述べ謝罪しました。
東京電力は、海への流出防止の対策として、井戸の近くの護岸沿いの地盤を固める工事を進めていますが、工事の範囲をさらに広げて、対策を強化することにしています。
漁業者「非常にショック」
この問題について、東京電力の新妻常正常務から説明を受けた福島県漁連の野崎哲会長は「汚染水についての東京電力の説明は、これまでの説明と状況が変わり、非常にショックだ」と語りました。
また、去年6月から福島県の相馬沖を中心に試験的な漁を実施している相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長は「今回の説明を聞いて試験操業はどうなるんだろうと感じた。今まで受けた説明の中で最も厳しいものだ」と話しました。
NHK
東電 汚染水の海への流出認める
7月22日 19時34分
福島第一原子力発電所の海に近い観測用の井戸の地下水から高い濃度の放射性物質が検出されている問題で、東京電力は「地下水が海に流れ出しているとみられる」として海への流出を認める見解を初めて示しました。
海への影響については、原発の専用港の範囲にとどまっているとしています。
福島第一原発では、ことし5月以降、海側の観測用の井戸の地下水で高い濃度の放射性物質が検出され、東京電力で原因や海への影響を調べていました。
ことし1月から今月までの井戸の地下水の水位と、海の潮位、それに雨の量のデータを分析した結果、専用港内の海水と地下水は行き来していて、雨のあと、地下水の水位が下がった分は海に流れ出しているとみられるとして、海への流出を認める見解を初めて示しました。
この問題で国の原子力規制委員会は、今月10日、「高濃度の汚染水が地中に漏れ出したうえで海へ広がっていることが強く疑われる」と指摘しましたが、これまで東京電力はデータの蓄積がないとして、判断できないとしていました。
海への影響の広がりについては、原発の専用港の護岸に近い場所で、放射性トリチウムの濃度が高まっている一方、専用港の出口や沖合では濃度は低く、範囲は限定されていると説明しています。
会見で東京電力の尾野昌之本部長代理は「多くの方々、特に福島の方に心配をかけていることをおわび申し上げます」と述べ謝罪しました。
東京電力は、海への流出防止の対策として、井戸の近くの護岸沿いの地盤を固める工事を進めていますが、工事の範囲をさらに広げて、対策を強化することにしています。
漁業者「非常にショック」
この問題について、東京電力の新妻常正常務から説明を受けた福島県漁連の野崎哲会長は「汚染水についての東京電力の説明は、これまでの説明と状況が変わり、非常にショックだ」と語りました。
また、去年6月から福島県の相馬沖を中心に試験的な漁を実施している相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長は「今回の説明を聞いて試験操業はどうなるんだろうと感じた。今まで受けた説明の中で最も厳しいものだ」と話しました。
東電会見で海に汚染が流出してることを今日初めて認めたでし。ただ1号機~4号機の取水口近傍のみ汚染は高く、港湾外は検出限界値未満だと強調して説明してる。魚連にも本日説明したみたいだけど、漁業関係者はかなりショックを受けたみたい。
— ハッピー (@Happy11311) July 22, 2013
続1:なぜ今日の発表になったのかわからないけど、様々な検証データは先週の木曜日に規制庁には説明してたみたい。でも翌日の東電会見での発表はなかったんだよね。選挙後の今日になって「海に汚染水が流出してます」の発表って、なんか気になるね。
— ハッピー (@Happy11311) July 22, 2013
事故当初からわかってた事なんだけど、そもそもタービン建屋から海側に造られてるトレンチ設備は、密閉構造でも止水構造でもないから海に汚染水が流れてるのは確実にわかってたはずなんだよね。だいたいシルトフェンス設置した時点で確証データもあって、わかってたと思うんだ。
— ハッピー (@Happy11311) July 22, 2013
直前まで福島の海開きを盛んにアピールとか、順番が逆だろ。RT @tatangarani: ↓東電が、初めて海に汚染水をたれ流してたのを今朝になって認めた件。図った様に選挙終了直後に発表だよ。。。マスコミ各社、というか記者さんは、こーゆーの、選挙期間中にスッパぬいて欲しいよ。
— m-take (@takeonomado) July 22, 2013
東電はついに放射能汚染水の海への流出を認めた。2カ月のメルトダウン隠しと同じ。隠蔽体質は何も変わっていない。もはやカネがなく、事故処理能力に限界が来ています。福島の賠償も除染費用も負えません。原発再稼動より賠償スキーム見直しが先です。 http://t.co/f1D2QUOKp5
— 金子勝 (@masaru_kaneko) July 23, 2013
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