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セシウム23億ベクレルを検出 福島第1原発のトレンチ
福島第1原発の汚染水が海に漏れている問題で、東京電力は27日、漏えい源とみられる敷地海側のトレンチ(地下道)にたまった水から、1リットル当たり23億5千万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。事故直後の2011年4月、海に漏れ出た汚染水と同程度の濃度という。
トレンチは1、2号機タービン建屋の東側で、原子力規制委員会がたまった汚染水がトレンチ底部から漏れているのではないかとの見解を示している。
東電によると、トレンチの水は26日に採取。セシウム134(半減期約2年)は7億5千万ベクレル、セシウム137(同約30年)は16億ベクレルだった。
2013/07/27 12:21 【共同通信】
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