2013年7月29日月曜日

動物愛護団体に保護されていた、山口の殺人放火事件容疑者の飼い犬、容疑者身柄確保とほぼ同時刻に心臓発作で突然死

朝日新聞   2013年7月29日7時37分

 【寿柳聡】山口県周南市金峰(みたけ)の連続殺人・放火事件で、1人に対する殺人と放火の疑いで逮捕された無職保見光成(ほみこうせい)容疑者(63)が自宅で飼っていた犬が、26日午前9時6分に死んだ。保見容疑者が山中で身柄を確保された時間の1分後だった。

 犬はゴールデンレトリバーのオス。推定年齢7~8歳で、保見容疑者はオリーブという名をつけていた。子犬だった7~8年前、捨てられていたのを周南市内の女性が保護。里親募集の張り紙を見て保見容疑者が引き取った

 事件後、容疑者宅にいる犬の姿がテレビで流れ、周南市に「かわいそう」「どうなるのか」といった声が連日十数件寄せられた。25日、警察、周南市を通じて市内の動物愛護団体が保護。「事件を知らない飼い主の元で穏やかに暮らしてほしい」と別の団体に預けられ、新たな飼い主を探すことになっていた。

 25日午後には元気だった。翌26日朝に調子が悪い様子を見せたため、動物病院に連れて行ったが死んだ。心臓発作だったという。




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