橋下市長 サンフランシスコに反論状
2013年7月26日
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(44)は26日、自身の従軍慰安婦発言に対する非難決議を採択した姉妹都市の米サンフランシスコ市議会から届いた決議書に対し、“反論文書”を送り返すことを明かした。大阪市役所で記者団の質問に答えた。
橋下氏は「今、文書を作っています。慎重にならないといけない内容のものではあるが、僕のメッセージをかなり強く出そうと思っている。公開書簡にしてオープンにします」と説明した。
今月中旬にサンフランシスコ市議会から郵送で届いた発言撤回などを求める決議書について「全然、事実と違うことが世界に広まっている。とんでもないことだ。日本の政治家が黙っているからこんなことになった」と橋下氏。参院選の演説で国内各地を回って発言の真意を説明し「ある程度の理解は得られたと思う」としているが、海外に対しても“バトル継続”の構え。
「慰安婦問題を正当化はしない。しかし日本特有の問題として扱うのはおかしい。民主国家同士ですから、きちんとアメリカの認識の間違いをただしたい」と主張。記者団から決議書自体への回答の義務がないことを問われると「べつに回答義務がなくても、僕が決議してくれと求めてないのに向こうで勝手に決議して、僕のところに送ってきてるんですから、僕も送り返しますよ」と橋下節で返した。
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