2013年7月29日月曜日

サッカー東アジア杯 韓国側に「歴史忘れた民族に未来ない」(ハーフタイム時に撤去) 李舜臣・安重根の大きな垂れ幕 一方、日本側にも大きな旭日旗が掲げられたという。

読売新聞
「歴史忘れた民族に未来ない」日韓戦で横断幕

【ソウル=吉田敏行】ソウルで28日に行われたサッカー東アジア杯の日韓戦では、観客席に「歴史を忘れた民族に未来はない」との横断幕が掲げられた。

試合開始前後には、韓国では抗日の英雄とされる朝鮮独立運動家・安重根アンジュングンの顔を描いた垂れ幕も。韓国留学中の男性サポーター(44)は「試合開始前から残念な気持ちになった。歴史問題をスポーツに持ち込んでほしくなかった」と話していた。

東アジア杯では、21日に行われた女子の韓国対北朝鮮戦で、「祖国は一つ」と書かれたプラカードや、過去の国際競技で南北が統一チームを構成した際に用いた「統一旗」を掲げた観客がいて、主催者側が下ろさせたが、日韓戦では政治的なメッセージ色の強い掲示物を黙認した格好だ。今回の横断幕は、前半終了後、取り外された。

サッカーの日韓戦では、昨年8月のロンドン五輪の男子3位決定戦で、観客席から受け取った「独島(竹島の韓国名)は我が領土」と書かれたプラカードを試合終了後に掲げた選手について、国際サッカー連盟(FIFA)が代表戦2試合の出場停止処分を下す騒ぎもあった。

(2013年7月29日08時48分  読売新聞)


YAHOOニュース
日韓戦用に文化財返還求める垂れ幕、サッカー応援めぐり騒動=韓国
サーチナ 7月28日(日)13時36分配信

韓国代表のサポーターが、28日にソウルの蚕室総合運動場で行われる東アジアカップ(杯)第3戦、日本と韓国の試合用に、東京国立博物館が所蔵する朝鮮王朝の兜や鎧の写真を印刷した垂れ幕を制作していたことが分かった。韓国サッカー協会はスタジアムへの搬入を禁じたが、協会の対応を非難する声が相次ぐなど波紋を広げている。複数の韓国メディアが報じた。

■「サッカー」写真特集

韓国サポーターによると、垂れ幕には「歴史を忘却した民族に未来はない」とのメッセージが日本語で書かれている。

韓国メディアは、垂れ幕は日本サポーターの旭日旗に対抗して作られたとし、印刷された文化財は「日本に強奪された可能性が高い品々で、文化財返還の希望が込められている」と説明した。

垂れ幕について、韓国協会は、政治的な事案に当たるとして持ち込みを禁じた。韓国では昨年、ロンドン五輪の試合終了後に朴鍾佑(パク・チョンウ)選手が「独島(竹島の韓国名)はわれわれの領土」と書かれたメッセージを掲げ、IOCから処分を受けるという騒動を起こしている。また、国際サッカー連盟(FIFA)は政治的な行為やスローガンの掲載を禁じており、協会側は大会開催国として新たな火種を防ぐために慎重な対応を取ったとみられている。

協会の関係者は、垂れ幕に込められた意味に共感を示しながらも、「開催国として対戦国を侮辱するようなスローガンは自制してほしい」と話した。

しかし、韓国のネット上には協会の対応を非難する声が集まった。韓国民主党の安敏錫(アン・ミンソク)議員も、協会が独占的な地位を利用してサポーターの自発的な意思に干渉したと主張。日本のサポーターがスタジアムに旭日旗を掲げることについて抗議することが先だとし、垂れ幕は掲げられるべきだとの考えを示した。(編集担当:新川悠)


<サッカー東アジア杯>韓国応援席 歴史問題にからむ横断幕
毎日新聞 7月28日(日)23時35分配信

【ソウル大貫智子】ソウルで28日行われたサッカー東アジア・カップ男子日韓戦で、韓国側観客席で歴史問題にからむ横断幕などが掲げられる一幕があった。応援時の政治的主張を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反する疑いがある。

試合開始から間もなく、2階から「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕が掲げられた。また、初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺し、韓国で英雄視されている安重根(アンジュングン)の肖像画のようなものが登場すると、会場の大多数を占めた韓国人の観客から大きな歓声が上がった。いずれの幕も後半にはたたまれた。

一方、日本側の応援席では、試合開始時に旭日旗を一時、掲げる場面があり、係員に制止された。旭日旗は韓国では戦前の日本による侵略の象徴とされている。韓国の聯合ニュースは、旭日旗についても「FIFAの規定違反の可能性が大きい」と伝えた。


韓国サポーターまた挑発横断幕!東アジア杯・男子日韓戦で
スポーツ報知 7月29日(月)7時3分配信

ソウルで28日に行われたサッカー東アジア杯の男子日韓戦で、韓国の応援団が日本の応援席に向け「歴史を忘却した民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕を掲げた。試合会場での政治的な主張を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反する疑いがある。試合は日本が2―1で韓国に勝ち、初優勝した。

ソウルで行われた日韓戦。試合開始と同時に、「歴史を忘却した民族に未来はない」とハングルで書かれた横断幕が、韓国応援団の集まった2階につるされた。大きさは横幅30~40メートル、縦数メートルの巨大サイズ。日本側の応援席に向けて掲げられた。

歴史問題などをめぐって日韓関係は冷え込んでいる。この問題がサッカースタジアムに持ち込まれた形だが、試合会場で政治的主張を禁じたFIFAの規定に違反する疑いがある。問題の巨大横断幕は約1時間たった前半終了後に撤去された。

また、韓国メディアによると、27日の女子日韓戦の際には、韓国応援団が東京国立博物館が所蔵する朝鮮王朝の文化財の返還を求める内容の横断幕を掲げることを計画。文化財が植民地時代に略奪されたとの主張を基に返還を求める内容だった。韓国サッカー協会が応援時の政治的な主張を禁じたFIFAの規定に従い、競技場への持ち込みを禁止したため、こちらは未遂に終わった。

一方、日本の複数のサポーターや聯合ニュースによると、韓国で「侵略の象徴」と非難の的になっている旭日旗が日本側応援席の一角で一時振られ、主催者側の求めで撤去された。

昨年のロンドン五輪のサッカー男子日韓戦では、試合終了直後に朴鐘佑が、サポーターから渡された竹島(韓国名・独島)の領有権を主張する「独島は我々の領土」と書かれたボードを掲げ問題になった。FIFAは朴に対し、2試合の代表出場停止と3500スイスフラン(当時のレートで31万円)の罰金を科した。また韓国サッカー協会にも警告処分を下している。


韓国応援団が後半の応援をボイコット、日本側はまた旭日旗=韓国
サーチナ 7月29日(月)9時32分配信

28日、蚕室総合運動場で行われた東アジアカップ2013の最終戦で、応援の横断幕をめぐって騒動があり、韓国代表の応援団が後半の応援をボイコットした。複数の韓国メディアが相次いで報じた。

■「サッカー」写真特集

試合は、韓国が2分け1敗(勝ち点2)で3位となり、2勝1分け(勝ち点7)を収めた日本が初優勝した。

韓国メディアは、試合開始前の国歌斉唱が終わった後、日本の過激ファンが競技場への持ち込み禁止物品に指定された旭日旗を振ったため、会場を訪れた韓国の観客たちの眉をひそめさせたと伝えた。旭日旗は場内警備員が制止するまで、約3分余りの間、生中継で放送された。

これに対して、韓国の応援団は、安重根と李舜臣の横断幕を広げるパフォーマンスを繰り広げた。さらに「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた垂れ幕をスタンドの上に掲げた。

しかし、大韓サッカー協会は、これらの横断幕を撤去するように指示した。そのため、韓国の応援団「赤い悪魔」は応援を中止。フェイスブックを通じて「赤い悪魔ソウル支部は、東アジアカップ日韓戦の後半戦の応援をボイコットしています。大韓サッカー協会が垂れ幕を継続的に強制撤去したため、これ以上代表チームを応援することができません」という内容の公式見解を発表した。

この日の試合には4万7258人の観衆が詰めかけた。韓国側は、日本の応援団「ウルトラスニッポン」に対抗して熱を帯びた応援を繰り広げた。しかし、韓国の応援団「赤い悪魔」は、後半は沈黙を守ったままで、 グランドには日本側の応援歌と歓声だけが広がったと伝えた。(編集担当:李信恵・山口幸治)


MSN
「文化財返せ」横断幕を計画 韓国協会が持ち込み禁じる
2013.7.28 19:39 [韓国]

韓国で開催中のサッカー東アジア・カップで、27日の女子日韓戦の際に韓国のサポーターが、東京国立博物館が所蔵する朝鮮王朝の文化財の返還を求める内容の横断幕を掲げることを計画し、韓国サッカー協会が競技場への持ち込みを禁じていたことが28日分かった。韓国メディアが報じた。

横断幕は文化財が植民地時代に略奪されたとして返還を求める内容で「歴史を忘却した民族に未来はない」との日本語が書かれているとの情報もある。協会は、応援時の政治的な主張を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定に従った。

日本のサポーターが応援に使っている旭日旗が韓国では「侵略の象徴」と非難の的になっており、韓国のサポーターからは、協会が旭日旗の使用をやめさせず横断幕だけ禁じることに反発が出ている。(共同)







菅は憎悪・対立を沈静化させるようなコメントを出すべき。

「歴史忘れた民族に未来ない」
これ、正しいよね。
サッカーの試合に相応しいかの問題は残るけど。

歴史認識は学者の課題で政治家の課題ではない、
というのが安倍政権の最近の見解で、
この理屈で歴史認識の問題から逃げ回っているのが現状。

この論法でいけば、これは菅の言うような「政治的主張」にはあたらない。
ましてハングルで書かれている。
(日本側に向けたアジテーションではない)

ツイターの世界では罵倒の嵐である。

デーリースポーツ
東ア杯 韓国の政治的横断幕に抗議文
2013年7月29日

サッカー東アジア杯で優勝した日本男子代表が29日、羽田空港などに到着した。28日の韓国戦で韓国応援団が「歴史を忘却した民族に明日はない」と記された横断幕を掲げた問題について、視察していた日本協会の大仁邦弥会長が、主催の東アジアサッカー連盟(EAFF)に抗議文を出したことを明かした。

国際サッカー連盟(FIFA)の規定で応援団が政治的な主張を掲げることは禁じられている。大仁会長はハーフタイム中に横断幕について「あれは問題だ」とEAFFに抗議し、横断幕を撤収させた。試合後には「政治的で認められない、きちっと対応してほしい」とEAFFに調査を要求し、その返答を待っている。

FIFAに訴え出たり、韓国協会に直接抗議したりすることは、EAFFの調査を待ってから判断する。大仁会長は「前にもあったし、非常に残念。いい試合をやっていたわけですから」と昨年のロンドン五輪3位決定戦での対戦で出場選手の朴鍾佑(パク・ジョンウ)が竹島の領有権を主張するメッセージを掲げた例に続く事態に顔を曇らせた。


JCASTニュース
サッカー東アジア杯「日本VS韓国」政治アピールの横断幕!サポーター露骨な挑発
2013/7/29 16:37

   韓国・ソウルで28日夜(2013年7月)に行なわれたFIFA東アジア杯は、日本が2-1で韓国に競り勝ち初優勝したが、話題は試合よりも韓国サポーターの執拗な挑発だった。

   日本人サポーターのいる応援席に向けて、「歴史を忘却した民族に未来はない」幅40メートルの横断幕が掲げられ、初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根の肖像の巨大な幕なども掲げられた。

ロンドン五輪に続いて2度目!調子づかせた甘い処分
   ロンドン五輪の日韓戦でも選手の一人が「独島(竹島)はわが領土」と書かれたボードを掲げて処分を受けた。今回も試合会場での政治的主張を禁じている国際サッカー連盟の規定に違反している可能性がある。

   司会のみのもんたは「また続くようなことがあれば、FIFAから除名されますよ」と怒り、柿崎明二(共同通信編集委員)も「日本民族は歴史を忘却していませんから。そもそもスポーツ選手を忘却したサポーターに未来はないですよ」と珍しく怒っている。

   池田健三郎(経済評論家)「前回の処分が甘すぎたと思う。ロンドン五輪であれだけ冒涜して、おいてわずかな罰金と2回の出場停止程度。こういうことがまた起きるという教訓ですよ」

   みのは「おかしいと思っている韓国の人もいる。韓国の人たちで話し合ったらいい」 こういう時は、こっちが大人になってみせること。見ているのは韓国と日本だけじゃない。他のアジアの国も見ているし、FIFAも注視している。


毎日JP
サッカー日韓戦:日本非難横断幕 文科相「民度問われる」
毎日新聞 2013年07月30日 12時08分

 28日にソウルで行われたサッカー東アジア・カップ男子日韓戦で、韓国の応援団が歴史問題で日本を非難する巨大な横断幕を掲げた問題について、下村博文文部科学相は30日の閣議後記者会見で「その国の民度が問われること」「もしこれが日本国内であったとしたら、他のサポーターが止めたのではないか。それが起きなかったことを、率直に遺憾に思う」などと述べた。この問題で日本サッカー協会は試合後、大会を主催する東アジア連盟に抗議文を提出した。【福田隆】

政治家は自分たちに何が問われているのかを知らねばならない。



0 件のコメント: