2014年3月18日火曜日

大企業における「2020年問題」~バブル・団塊ジュニア世代の高齢化による人件費負担増~(三菱UFGリサーチ&コンサルティング)

三菱UFGリサーチ&コンサルティング
大企業における「2020年問題」~バブル・団塊ジュニア世代の高齢化による人件費負担増~
2014/03/17
調査部 尾畠 未輝

(略)

○現在、大企業はバブル・団塊ジュニア世代の高齢化による人件費の増加という新たな課題に直面している。2012年時点で、大企業における当該世代の中心が雇用者全体に占めるウエイトは各年齢層の中で最も高く、その数は1992年時点の団塊世代よりも多い。

(略)

2014年でバブル・団塊ジュニア世代は40~49歳であるが、賃金のピークが50~54歳であることを考えると、この世代の最後が賃金ピークを超えるのは10年以上先である。バブル・団塊ジュニア世代に対する人件費の負担が増すのはこれからが本番であり、2020年頃にはその人件費がピークになると見込まれ、大企業は「2020年問題」に直面することになる。

(略)



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