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自民圧勝でウラン需要拡大期待=関連株が値上がり-豪
【シドニー時事】世界最大のウラン埋蔵国オーストラリアでは、衆院選での自民党の圧勝を受け日本の原発が再稼働へ動きだし、ウラン需要が拡大するとの期待が出ている。17日のシドニー株式市場では、パラディン・エナジーやエナジー・リソーシズ・オブ・オーストラリア(ERA)などのウラン関連株が値上がりした。
18日付の豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、ウラン開発を手掛けるトロ・エナジーの幹部は、日本は原発稼働停止により、石炭や石油、ガスで1日当たり1億ドルという「非常に高いコスト」を余計に支出していると指摘。選挙結果を受けて、日本は原発再稼働へ政治的意志を持ったと述べた。
また、パラディンの幹部は、2022年までの脱原発を決めたドイツについて、「周囲の国々から電力供給を受ける形でうまくいくはずがない」とした上で、「島国の日本でどうやればいいのか」と話しているという。(2012/12/18-13:05)
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