2012年12月18日火曜日

「大人は年20ミリシーベルト、子どもも10ミリシーベルトまでは大丈夫と、国の責任で言わなければならない。」(桜井よしこ)

河北新報社
桜井よしこさん 「除染基準の緩和が必要」 郡山で講演

 ジャーナリストの桜井よしこさんが8日、福島県郡山市であった福島県双葉郡8町村の議員研修会で講演し「年1ミリシーベルトの除染基準は古里再生のために緩和すべきだ」と述べた。双葉郡は福島第1原発事故で多くの住民が避難を続けており、質疑で議員が反発する場面もあった。
 桜井さんは「放射線には幅広い意見があるが、政治家は事実を見るべきだ。人類が持つ科学的事実は広島、長崎、チェルノブイリの疫学データしかない。国連科学委員会や国際放射線防護委員会は100ミリシーベルト以下の影響に有意性はないと結論付けている」と強調した。
 その上で「科学的根拠のない年1ミリシーベルトを除染の基準にして大量の土砂を積み上げ、自分たちで新たな問題をつくり出している。大人は年20ミリシーベルト、子どもも10ミリシーベルトまでは大丈夫と、国の責任で言わなければならない。町村議は住民と一緒にうろたえていてはいけない」と言い切った。
 議員からは「安全性を本当に担保できるのか」「1ミリシーベルトは避難者の心のよりどころ」と反論が相次いだ。桜井さんは「反発、失望には驚かない。事実へ議論を積み重ねることが大切。私も福島復興のため最後まで関わり続ける」と応じた。
2012年12月09日日曜日

スポニチ
桜井よしこ氏を閣僚に登用も 26日、安倍内閣発足へ
 自民党は17日、幹部が党本部で協議し、首相指名のための特別国会を26日に召集して同日中に安倍新内閣を発足させる方針を決めた。公明党と連立政権発足に向けた協議も本格化、18日に安倍氏と公明党の山口那津男代表が会談し、週内に政策協議を経て合意文書を交わす運びだ。公明党には閣僚1人を割り当てる方針で、太田昭宏前代表の国土交通相での起用が有力視されている。

 官房副長官には加藤勝信総裁特別補佐(衆院)、世耕弘成政調会長代理(参院)を軸に調整。安倍氏は党本部で記者会見し、石破茂幹事長を続投させる考えを正式に表明した。党執行部では高村正彦副総裁を留任させる。党内では小泉進次郎衆院議員を青年局長からさらに重要ポストで起用する案も浮上。閣僚には小池百合子元防衛相ら複数の女性の起用や、ジャーナリストの桜井よしこ氏(67)ら民間人の登用も取り沙汰されている。
[ 2012年12月18日 06:00 ]

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