2015年1月11日日曜日

【東電】湯沢発電所屋根崩落事故ですが、「今冬屋根の除雪を一度もせず」だそうです。先日の水漏れ災害とあわせ、組織としての管理能力に疑問を感じます。これで、IAEAが東電の組織を評価して帰るようだと国際機関の信頼性が失われます。 — 泉田裕彦


新潟日報
今冬屋根の除雪を一度もせず
湯沢発電所屋根崩落

 湯沢町湯沢の東京電力湯沢発電所タービン建屋の屋根が崩落した事故で、東電は10日、今冬は屋根の除雪を一度もしていなかったことを明らかにした。一方、東電は同日、被害状況の確認のため、施設内部の調査を始めた。

 東電によると、湯沢発電所では例年、積雪が1・5メートル程度になると除雪を検討する。今冬は1月5日に除雪業者との日程調整を始めたが、実施日は決まっておらず、除雪は手つかずのままだった。崩落時、屋根には2メートルほどの積雪があったとみられる。

 湯沢発電所は1922(大正11)年に完成し、23(同12)年に発電を開始した。清津川から取水し、別水系の魚野川に放流。東電は建物は年1回、機械類は月1回点検することになっていた。建物は昨年11月、機械類は昨年12月24日にそれぞれ点検を実施し、異常はなかった。

 崩落の原因について、東電は雪の重みが原因とみているが「詳細は調査中」と説明している。

 施設内は屋根のがれきが散乱しているため詳しい被害状況は不明。復旧の見通しは立っていないが、電力供給に影響はないという。

 東電は「起きたことを真摯(しんし)に向け止め、原因を究明し適切に対応したい」と話している。

【社会】 2015/01/10 23:25

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