高階さんと同じことを言うのは恥ずかしい限りだが、
4月というと、
「April is the cruelest month」という句を思い出す。
そしてもう一つ、
サイモン&ガーファンクル「4月になれば彼女は」(April Come She Will)。
前者については、「April showers」(2009/04/25)、
後者については、
サイモン&ガーファンクル 「4月になれば彼女は」(April Come She Will)
(2013/04/02)
という記事を書いたことがある。
その時の前者T・S・エリオットの詩についての解釈が、
困ったことに、下の(↓)の高階さんの解釈と全く逆なんだ。
おおよそ、こんな感じ。
四月は残酷極まる月だ
リラの花を死んだ土から生み出し
追憶に欲情をかきまぜたり
春の雨で鈍重な草根をふるい起すのだ。
冬は人を温かくかくまってくれた。
・・・(略)
面白い。
日本語訳のニュアンスからして違う。
いま、相違点を詳細に調べる気持ちはさらさらない。
ま、春は始まりという方が素直かな。
ちょっと時間をおいて両方をゆっくり読むことにしよう。
『朝日新聞』2017-04-18
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