朝日新聞
野生のキノコ セシウム検出
2012年09月12日
県は11日、一関市で採取された野生キノコの一種、ホウキタケから基準値(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。同日付で一関市に対し野生キノコ類の出荷自粛を要請した。野生キノコ類の出荷規制は県内で初めて。
発表によると、産直施設での販売を目的にしたホウキタケで、一関市からの依頼に基づく放射性物質検査の結果、1キロあたり1400ベクレルの放射性セシウムが検出された。
野生キノコ類の出荷規制はこれまで福島県の45市町村と栃木県の9市町に対し国の出荷制限指示、茨城、群馬、長野各県のそれぞれ1市で出荷自粛要請が出ている。
また、厚生労働省は10日、県内捕獲のクマについて出荷制限指示を出した。県は注意喚起している。
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