NHKニュース
中国元外相“主席 面目潰された”
9月28日 6時45分
中国の唐元外相は、沖縄県の尖閣諸島を巡って中国が激しく反発している大きな要因の1つは、胡国家主席が直接、野田総理大臣に反対すると伝えた直後に、日本政府が尖閣諸島を国有化し、面目を潰されたことだと明らかにしました。
これは、唐元外相が27日夜、日本側の友好団体の代表らと夕食を共にする前に明らかにしたものです。
その席にいた自民党の加藤紘一元幹事長によりますと、唐元外相は今月9日、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が開かれたロシア極東のウラジオストクで、胡国家主席が直接、野田総理大臣に尖閣諸島の国有化に反対すると伝えたにも関わらず、その直後の11日に日本政府が尖閣諸島を国有化したと指摘しました。
そのうえで、唐元外相は「中国側は面目を潰された」と述べて怒ったということで、尖閣諸島を巡って中国が激しく反発している大きな要因の1つは、胡国家主席が面目を潰されたことだと明らかにしました。
唐元外相は、このあと開かれた夕食会では、比較的和やかな雰囲気だったということですが、参加した関係者の間では、中国側の反発の厳しさは予想以上で、関係の改善は容易ではないという見方が広がっています。
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これは遠藤誉さんの説(↓)に該当する。
反日デモの背景 発火点は野田総理と胡錦濤国家主席の「立ち話」(遠藤誉 日経ビジネスオンライン)
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