2012年9月22日土曜日

民主党代表選 党員・サポーター投票率僅か33.2% 足元から「民主離れ」 

民主党の代表選挙があったそうだ。

今や風前のトモシビ、
あだし野の露と消えゆく政党に何の興味もないが、
とりあえず、どんな状況だったのかサマリしておく。

野田が圧勝したことで、
党としての反民衆的、反世論的体質が確定した。

また、その反民衆的、反世論的体質は、
その足元が揺らぎ始めていることでも証明された。

鳩とか菅とかは、どこに行った?

毎日JP
野田代表再選:足元から「民主離れ」 党員投票率が半減
毎日新聞 2012年09月21日 21時55分(最終更新 09月21日 22時05分)

 21日の民主党代表選で、野田佳彦首相は国会議員、地方議員票で6割超、党員・サポーター票で7割超、全体で66%を獲得して圧勝した。党内主流派の幅広い支持と、衆院選を経ない「4人目の首相」誕生は避けたいという党員世論に後押しされた結果だ。だが党員・サポーターの投票率は33.2%にとどまり、菅直人前首相と小沢一郎元代表が激しく競り合った10年の代表選(66.87%)からほぼ半減した。党の足元で「民主離れ」が進んでいる懸念もある。

 地方議員の投票率も10年の96%から78%に落ちた。首相優位が揺るがず関心が高まらなかったことも一因だが、衆院解散・総選挙に向けた党勢立て直しの道のりは厳しそうだ。

 首相には国会議員(336人)の約6割の211人が投票した。前原誠司政調会長のグループ(約40人)や旧民社グループ(約30人)を核に、幅広い議員の支持を集めた。首相は党員・サポーター投票でも、岩手、山形、佐賀、沖縄を除く43都道府県で最多得票を記録した。青森は首相が最多得票を獲得したが、ポイント数では他の3候補と並んだ。


 野田陣営の選対本部長の藤井裕久元財務相は代表選後、記者団に「政策の方向が間違っていなかったという証拠だ。地域や一般の人々の力を背景に『野田政治』を進める力になる」と語り、選挙結果を歓迎した。

 一方、「反野田」の3陣営も、最低限の獲得目標だった「国会議員票100票」を超える114票を獲得した。「3分の1が代表以外に投票した重さを受け止めるべきだ」(鹿野道彦前農相)としており、今後の首相の政権運営には一定の重荷となりそうだ。

 原口一博元総務相は、小沢一郎元代表の民主党離党後も党にとどまる旧小沢系の党員・サポーター票を集め、首相(296ポイント)に次ぐ72ポイントを獲得。地元の佐賀県に加え、小沢氏の地元の岩手県で最多得票を獲得した。一方、国会議員票は最も少ない31人。党内で「離党予備軍」とみられた影響もあり、旧小沢系(約30人)以外への広がりが乏しかった。

 原口氏は記者会見で「党内の論理と国民の乖離(かいり)が今の民主党の変えるべき点だ」と語った。


 赤松広隆元農相は国会議員票40人と当初の予想を上回った。旧社会グループ(約30人)や鳩山由紀夫元首相グループ(約10人)の一部の支持を集めたとみられる。赤松氏は陣営会合で「善戦、敢闘できた。これからも民主党の原点を訴えていく」と語った。党員・サポーター投票では地元の愛知県で首相に敗れたが、労組の強い沖縄県でトップだった。

 鹿野氏は国会議員票で首相に次ぐ43票を獲得した。中核の鹿野グループ(約30人)に、菅直人前首相グループ(約30人)の一部などが加わったとみられる。党員・サポーター票は地元の山形県で1位だったが、全体では最下位で、鹿野氏は「告示日の立候補表明で、私の考え方を承知してもらえなかった」と悔しい表情を浮かべた。

 党員・サポーター票の投票総数約11万票のうち無効票は3175票あった。党選管関係者によると、無効票の中には小沢氏の名前を記したものが少なくなく、無効率が高いのは小沢氏支持の強い沖縄県(8.7%)と岩手県(6.8%)だった。【光田宗義】

 ◇党員・サポーター票の都道府県別のポイント(敬称略)
(以下略)
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