時事ドットコム
福島市のコメで基準値超え=今年産米で2例目
福島県は1日、2012年産米の全袋検査で、福島市で生産されたコメから食品の放射性セシウムの新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える110ベクレルが検出されたと発表した。今年産米の検査で基準値を超えるコメが見つかったのは、同県須賀川市に続き2例目。基準値を超えたコメは隔離、処分する。
県によると、福島市の旧平田村地区の農家1戸が今年収穫した玄米140袋(1袋30キロ)の検査で、83袋が1キロ当たり60ベクレルのスクリーニングレベルを超え、詳細検査を行ったところ6袋からそれぞれ110ベクレルが検出された。残りは基準値を下回った。同地区は事前出荷制限区域に指定されており、全袋検査で基準値以下だったコメは出荷できる。県は、今後、基準値を超えた原因を究明する。(2012/11/01-20:44)
0 件のコメント:
コメントを投稿