日経新聞
ビール系出荷0.9%減 1~6月、シェア首位はアサヒ
2013/7/10 14:05
ビール大手5社が10日発表した1~6月のビール系飲料の課税済み出荷量は前年同期比0.9%減の1億9929万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。前年割れは2年ぶり。1992年に現行の統計を始めて以来、同期間としては過去最低を更新した。主力のビールの低迷が響いた。企業別の販売シェアはアサヒビールが4年連続で首位を維持した。
酒類別では割安さで消費者に支持されている第三のビールが2.7%増の7549万ケースだった。各社が例年よりも力を入れた新商品を相次いで発売したことが奏功した。一方、ビールは1.9%減の9602万ケース。新たな飲み方などを訴求したものの、家庭用が苦戦した。発泡酒は6.3%減の2777万ケースだった。
酒類別のシェアはビール48.2%、第三のビール37.9%、発泡酒13.9%だった。
企業別の販売シェアは第三のビールの新商品が好調だったアサヒが37.1%となり、2位のキリンビールは35.0%だった。3位のサントリー酒類はビール類全体で3%増となり、シェアは15.1%と同期間としては過去最高を達成。高級ビール「エビス」が好調だった4位のサッポロビールも11.9%にシェアを上げた。
同日発表した6月の出荷量は前年同月比4.1%減の4126万ケース。前年より営業日が1日少なかったことに加え、天候不順が響いた。
NHK
ビールの出荷量 2年連続増
7月10日 14時8分
ことし4月から先月までの3か月間のビールの出荷量は、飲食店向けや、中元商戦での販売が好調だったことから、この時期としては2年連続のプラスとなりました。
ビールメーカー各社のまとめによりますと、先月までの3か月間のビールの出荷量は、71万5901キロリットルで、前の年の同じ期間と比べて0.9%増えて、この時期としては2年連続のプラスとなりました。
これは、景気回復への期待感を背景に、居酒屋など飲食店向けの販売が好調なことや、中元商戦で贈答用の商品の販売が伸びたためです。
このほかのビール系飲料では、価格の安い、いわゆる「第3のビール」が前の年の同じ時期より2.3%増えた一方、低迷が続く「発泡酒」は、5.2%のマイナスとなりました。
飲食店向けの販売が好調なことなどを受けて、高い価格帯のビールの生産を増やす動きも出ていて、各社は、「今月に入ってからの連日の暑さで、ビールの需要は一層高まっているので、本格的な夏に向けて販売を強化していきたい」と話しています。
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矛盾したように見える二つの記事
1~6月は減少だけれども、4~6月は増加という。
(でも6月は減少)。
ということは、4、5月だけが増加ということか?
いずれにしても、1~6月のレンジでは過去最低というトホホ状態であることは確かなようだ。
おーい、アベノミクス~。
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