安倍首相「田中氏の外交記録2回分ない」 改めて批判
朝日新聞デジタル 7月3日(水)22時50分配信
安倍晋三首相は3日の日本記者クラブ主催の党首討論会で、日朝交渉のキーマンだった田中均・元外務審議官が外交交渉記録を残していないと改めて指摘。「外交官としての基本を踏み外した人」と批判した。
首相は自身のフェイスブックでも同じ指摘をしたが、田中氏は「記録を作らないことは断じてない」と否定している。首相はこの日の討論会で、2005~06年の官房長官時代に外務省の谷内正太郎事務次官に「すべて記録を見たい」と指示して調査したことを公表。そのうえで「2回分がなかった。本人(田中氏)に確かめたら『知らない』。これは外交官として間違っている」と強調した。
一方、首相は「総理大臣の力を利用して田中さんに発言させないのが権力の行使だが、私は公の政策について考え方を述べた。権力の行使ではまったくない」と主張。自身の田中氏に対する批判について「朝日新聞からは批判されているわけで、大変な権力と私は戦っている」とも述べた。
朝日新聞社
<安倍首相>党首討論会でも田中元審議官を非難
毎日新聞 7月3日(水)19時17分配信
安倍晋三首相は3日、日本記者クラブ主催の党首討論会で、北朝鮮による拉致問題を巡ってフェイスブック(FB)で田中均元外務審議官を批判したことについて「個人攻撃ではない。外交官の基本を踏み外した人がおかしいというのが私の正義感だ」と述べ、重ねて田中氏を非難した。
首相は先月、毎日新聞のインタビューで田中氏が日本の右傾化に懸念を示したのに対し、FBで「外交を語る資格がない」と批判。討論会では記者クラブ側から「最高権力者の発信は抑制的であるべきだ」と指摘され「権力の行使ではない。公の政策について考え方を述べただけだ」と反論した。【小山由宇】
総理たる者、品格と風格を備えるべし。さもなくば、長期政権などおぼつかず。昨日の日本記者クラブ党首討論会で、安倍首相はまた、田中均元外務審議官を非難し、朝日新聞という「大変な権力と戦っている」と述べた。総理が最高権力者であり、善政を敷けば、周りは従う。自らを小さくする発言は無用だ。
— 春名幹男 (@mikioharuna) July 4, 2013
ちっちゃい!
安倍晋三、政権の右傾化へ危惧を表した田中均元外務審議官を「外交を語る資格はない」とフェイスブックで批判。 どっちが外交手腕あるか明白。
田中均元外務審議官、FBで安倍晋三に「外交を語る資格がない」などと批判されたことに反論。
安倍首相が田中均氏(元アジア大洋州局長)を北朝鮮との外交記録を2回分残さなかったと批判している。当時の安倍氏は小泉首相によって極秘交渉を知らされず、福田康夫官房長官、古川貞二郎官房副長官ら7人だけの秘密。田中氏には通訳、記録係がいた。勝手な判断はできない。安倍氏に拉致で成果なし。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) July 5, 2013
0 件のコメント:
コメントを投稿