2009年6月5日金曜日

鎌倉 宝戒寺 妙隆寺

宝戒寺
もとは北条得宗家(最後のあるじは高時)の屋敷があった場所に、北条一族の霊を鎮める為に後醍醐天皇が足利尊氏に命じて開いたお寺。
建武2年(1335年)、天台宗5代の慈威和尚が開山。正式には金竜山釈満院円頓宝戒寺というそうです。
*

*
参道入ってすぐ左手に、「北条執権邸旧蹟」の碑があります。
「 往時此ノ地ニ北條氏ノ小町亭在リ  義時以後累代ノ執權概ネ皆之ニ住セリ  彼ノ相模入道ガ朝暮ニ宴筵ヲ張リ時ニ田樂法師ニ對シ 列坐ノ宗族巨室ト倶ニ 直垂大口ヲ争ヒ解キテ 纏頭ノ山ヲ築ケリト言フモ此ノ亭ナリ  元弘三年新田義貞亂入ノ際灰燼ニ歸ス  今ノ寶戒寺ハ建武二年足利尊氏ガ高時一族ノ怨魂弔祭ノ為 北條氏ノ菩提寺東勝寺ヲ此ノ亭ノ故址ニ再興シ 以テ其ノ號ヲ改メシモノナリ 大正七年三月建之 鎌倉町青年會」
*
*
宝戒寺
*
「宝戒橋」はコチラ
*
妙隆寺
説明板にあるように千葉氏の屋敷跡に千葉胤貞が建立。
ふと見れば、このお寺のすぐ隣のお宅の表札は千葉さんでした。偶然なのかどうなのか。
*


*
説明にある「鍋かむり日親」の像。
「万人恐怖」と恐れられた義教ならこれくらいのことはやったどろうと思われる。
*
*
妙隆寺
*
*
「寺社巡りインデックスをご参照下さい。
*

0 件のコメント: