2017年5月15日月曜日

渥美半島から知多半島をグルッと一周の小旅行 宿泊は伊良湖 2017-05-14、15 八橋かきつばたまつり

5月14日(日)、15日(月)
同窓会の小旅行で愛知県へ。
東西組が名古屋に集合して、渥美半島~知多半島をグルッと一周してきた。

▼5月14日の昼前に名古屋駅に集合して、お昼。
山本屋本店エスカ店というところで味噌煮込み。
人気店らしく20人くらいの待ち行列。
事前の予約をしてあるが、お客が到着してから優先的に空席を割り当てるのが名古屋式らしい。従って、予約客は予約客の待ち行列で待たなければならない。
西組曰く、「大阪やったら絶対クレームになるで」とのこと。
更に、予約客優先割り当てについても、「絶対、なんであんなことになるねん、とこれもクレームになるで」と・・・。
ややこしいこっちゃ。

▼昼食後は、名鉄を「知立」で乗り換えて、名鉄「三河八橋」駅近くの無量寿寺へ。
ただいま、「かきつばたまつり」開催中。
この八橋のカキツバタは『伊勢物語』にも出てくるらしい。

『伊勢物語』の第九段で、通称「東下り(あずまくだり)」

むかし、男ありけり。その男、身を要なきものに思ひなして、
「京にはあらじ、あづまの方に住むべき国求めに」とて、行きけり。
もとより友とする人ひとりふたりして行きけり。
道知れる人もなくて、まどひ行きけり。
三河の国、八橋といふ所にいたりぬ。
そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、
橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。
その沢のほとりの木の蔭におりゐて、乾飯食ひけり。
その沢に、かきつばたいとおもしろく咲きたり
それを見て、ある人のいはく、
「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ」と言ひければ、よめる、
からころも着つつなれにしつましあればはるばる来ぬる旅をしぞ思ふ

とよめりければ、みな人、乾飯の上に涙おとして、ほとびにけり。




境内の「知立市八橋史跡保存館」には光琳「燕子図屏風」(根津美術館作製の複製が展示されている。
本物、つい先日、観たばかり。
東京 根津美術館 特別展『燕子花図と夏秋渓流図』に行ってきた 庭園のカキツバタは見頃 野の仏さんたちと 2017-05-04

▼その後、名鉄「豊橋」駅に移動
ここからは宿泊先の「伊良湖ビューホテル」の送迎バスでホテルまで。
なんと1時間超の移動。

ホテルは全室オーシャンビュー。
これは(↓)、ホテルロビーから見た神島方向。
神島は三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台となったところ。
尚、夕日がきれいだというので待ち構えていたが、その時点では太陽は分厚い雲の陰に雲隠れ。

▼5月15日
早朝、ホテル屋上からの眺め。
浜は恋路が浜という名前らしい。

ホテル下の岩場(日出の石門というらしい)と神島

恋路が浜と山の上の伊良湖ビューホテル

伊良湖岬灯台

高速船で伊良湖から篠島経由、日間賀島(西港)へ移動

日間賀島で昼食後、再び高速船で「河和」へ。
そして、「河和」から「名古屋」へは名鉄で移動し、小旅行は終了。
お疲れさまでした。

伊良湖(渥美半島)、日間賀島、河和(知多半島)の位置関係



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