2012年11月2日金曜日

橋下市長、井上哲也吹田市長の維新顧問を「いったん」解任。 後援企業に「不適切な」発注。

MSN
橋下市長「身を引いてもらう」 井上市長が維新顧問解任へ
2012.10.31 13:34

 大阪府吹田市が環境省の補助金を活用した工事を、井上哲也市長の後援企業に随意契約で発注し、環境省に「競争入札で実施した」と虚偽報告していた問題を受け、日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は31日、吹田市の入札問題について、「大変不適切な契約」と批判した。

 大阪維新の会顧問を務める井上市長の処遇については「顧問からいったん身をひいてもらう」と述べ、顧問を解任する考えを示した。すでに本人に伝えているといい、井上市長も了承したという
大阪市長の橋下徹氏が代表を務める「大阪維新の会」の公式サイト。
吹田市長の井上哲也氏は同会の顧問を務める

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2012.10.31 13:29 

 大阪府吹田市が3月、環境省の補助金を活用した工事を、井上哲也市長の後援企業に随意契約で発注し、環境省に「競争入札で実施した」と虚偽報告していたことが31日、分かった。平成23年度末で余った補助金を返還する必要があり、市は「競争入札では間に合わず、市の工事で実績があると判断して契約した。市長の後援会関係者とは把握していなかった」と釈明している。

井上氏は大阪維新の会顧問 橋下氏がすぐ反応

 市によると、市は温暖化対策を進めるための「グリーンニューディール基金」から補助金約5850万円を受け、2月、市庁舎の照明をLEDにする事業など3事業で指名競争入札を実施した。

 ところが、いずれも予定価格を大きく下回る価格で落札され、約2500万円の補助金が余ったという。市は補助金を使い切るため、庁舎屋上に太陽光発電パネルを設置する事業を追加。社長が井上市長の後援会役員を務める企業と随意契約し、約2250万円で発注した。

 井上市長は「計画的に事業を進め、入札をするべきだった」と謝罪する一方、後援企業と随意契約したことは「まったく気付かなかった。職員への指示も一切ない」としている。

 また、指名競争入札を行った3事業でも、市は事前に1社からしか見積書を取っていなかったにもかかわらず、国の会計検査で問題視されるのを逃れるため、落札業者に虚偽の見積書を複数作成させて提出させていたという。

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「維新」顧問解任なんかどうでもいいけど、
解任する、それに同意する、ということは、
一応、マズイことをしたという認識があることを示している。
汚職ですよね、これは。

それでも、
市長の席には居座り続けるつもりかな?。

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毎日JP
井上吹田市長:大阪維新の会を離党 不適切な工事発注で
毎日新聞 2012年10月31日 19時08分(最終更新 10月31日 19時31分)

 大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は31日、自らの後援企業への不適切な公共工事発注が発覚した大阪維新所属の井上哲也・吹田市長から離党の申し出があり、了承したことを明らかにした。

 松井氏は同日の記者会見で「最終責任は井上市長にある。我々と価値観は一致していないので辞めてもらう」と述べた。

 井上市長は大阪維新顧問も務めていたが、代表の橋下徹大阪市長の要請で退任している。【熊谷豪】



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