「生活苦しい」全体の6割
7月6日 4時4分
おととしの1世帯当たりの平均所得は548万円と、前の年よりも10万円余り増えたものの、「生活が苦しい」と感じている世帯は、全体の60%に上ることが厚生労働省の調査で分かりました。
厚生労働省は、世帯の所得などについて調べる「国民生活基礎調査」を毎年行っていて、去年は6月から7月にかけて、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県を除く全国のおよそ4万7000世帯から回答を得ました。
それによりますと、おととしの1世帯当たりの平均所得は、548万2000円と、前の年よりも10万2000円、率にして1.9%増えました。
しかし、最も高かった平成6年と比べると110万円以上下がっていて、依然として低い水準が続いています。
また、生活の実感について聞いたところ、「大変苦しい」と「やや苦しい」と答えた世帯が全体の60%を占め、去年より僅かに減ったものの、過去2番目に高くなっています。
厚生労働省は、「所得は、10年以上減少傾向が続いている。特に教育費などがかかる子どものいる世帯では、負担感が大きくなっており、若い世代への支援を充実させる必要がある」と話しています。
厚労省の「国民生活基礎調査」によれば、2011年の平均所得は1.9%増加したものの非正規の所得は目立って低い。「生活が苦しい」と答える人の割合が6割を占め、子どものいる世帯はでは65%。子ども手当も廃止、生活保護切り下げでひどくなる。 http://t.co/gO1h8rxZsA
— 金子勝 (@masaru_kaneko) July 6, 2013
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