大学の専任と非常勤では6倍の収入格差。実態を克明に分析した記事。この問題放置し続けたままで果たして日本の大学に未来があるのかと思う。/早大が「授業上限週4コマ」強行、「非常勤5年でクビ」に追い打ち http://t.co/oErTZuKT8K
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) July 3, 2013
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早大が「授業上限週4コマ」強行、「非常勤5年でクビ」に追い打ち 講師15人が鎌田薫総長を告訴
林 克明
06:47 07/03 2013
いまや高学歴ワーキングプアーの代名詞となっている大学非常勤講師が、さらに窮地に追い込まれている。
4月1日施行の改正労働契約法で、通算5年勤務の有期契約労働者は「期間の定めのない契約」に転換できることになったが、早大は非常勤講師3762名(全教員の59%)を5年以内に全員雇止めできる就業規則制定を強行。
続いて6月18日には、非常勤講師が受け持つ授業の上限を週4時限までとする通知を出し、追い打ちをかけた。
筆者が入手した内部文書によると、「4コマ上限」で授業時間を少なくすれば報酬が少額でも合理的説明ができ、労働契約法の「不合理な差別の禁止」条項をすり抜けられる、というのが大学側の狙いだ。
こうしたなか非常勤講師15名は6月21日、労基法違反で鎌田薫総長ら理事18名を新宿労働基準監督署に刑事告訴した。
(告訴状ほか証拠書類9点PDFダウンロード可)
【Digest】
◇5年雇止めに加え週4コマ(4授業)制限
◇専任並みの給与得るためには1日48時間労働が必要
◇過半数代表選挙は偽装選挙だった
◇「私たちは家畜ではない」非常勤講師15人怒りの告訴
◇1枚の文書が示す“法のすり抜け作戦”
◇早稲田の目的は、格差の永続と身分制社会の固定化
(略)
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