2013年7月4日木曜日

早大が「授業上限週4コマ」強行、「非常勤5年でクビ」に追い打ち 講師15人が鎌田薫総長を告訴


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早大が「授業上限週4コマ」強行、「非常勤5年でクビ」に追い打ち 講師15人が鎌田薫総長を告訴
林 克明
06:47 07/03 2013
 
 いまや高学歴ワーキングプアーの代名詞となっている大学非常勤講師が、さらに窮地に追い込まれている。
4月1日施行の改正労働契約法で、通算5年勤務の有期契約労働者は「期間の定めのない契約」に転換できることになったが、早大は非常勤講師3762名(全教員の59%)を5年以内に全員雇止めできる就業規則制定を強行。
続いて6月18日には、非常勤講師が受け持つ授業の上限を週4時限までとする通知を出し、追い打ちをかけた。
筆者が入手した内部文書によると、「4コマ上限」で授業時間を少なくすれば報酬が少額でも合理的説明ができ、労働契約法の「不合理な差別の禁止」条項をすり抜けられる、というのが大学側の狙いだ。
こうしたなか非常勤講師15名は6月21日、労基法違反で鎌田薫総長ら理事18名を新宿労働基準監督署に刑事告訴した。
(告訴状ほか証拠書類9点PDFダウンロード可)

【Digest】
◇5年雇止めに加え週4コマ(4授業)制限
◇専任並みの給与得るためには1日48時間労働が必要
◇過半数代表選挙は偽装選挙だった
◇「私たちは家畜ではない」非常勤講師15人怒りの告訴
◇1枚の文書が示す“法のすり抜け作戦”
◇早稲田の目的は、格差の永続と身分制社会の固定化
(略)



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