2009年12月6日日曜日

湯島・根津・本郷・千駄木(3) 旧岩崎邸(重文、明治29年) 無縁坂

三菱創設の岩崎家本邸。ジョサイア・コンドル設計で明治29年完成。
(ジョサイア・コンドルは、他にニコライ堂、三菱一号館、鹿鳴館、上野博物館などを設計)
当時の岩崎家は1万5千坪の敷地に20棟以上の建物があったそうだ。
昭和17年に国有財産になり、戦後はGHQが接収。
確か、中国で反戦活動をしていた鹿地亘さんが戦後GHQに拉致され監禁されたのはここではなかったか。
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現在は東京都が管理。入場料金400円。
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東京都公認ボランティアの説明員のご婦人は、近くで団体さんに説明していましたが、それによると、米軍は勝利が近くなってくると、戦後の接収を見込んで洋館は攻撃しなかったとか。
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無縁坂は岩崎邸の壁の向こうにある。
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さだまさし「無縁坂」で有名。
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鷗外「雁」で、医学生岡田の散歩道として設定され、また岡田に心を寄せるお玉の妾宅もここに設定されている。
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無縁坂の名は、坂上に無縁寺があったとこから来ていると言うが、無縁坂の後に引っ越してきた講安寺には無縁寺に関するものは庚申塚くらいしかないということだ。
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坂を下りきったところに不忍池が現れる。
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「★東京インデックス」  「★歴史的建造物インデックス」をご参照下さい。
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